三島村の仕事5つ、期間限定の仕事2つ紹介!今後こんな収入源を作りたい!のコーナー付き

こんにちは
みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。

唐突ですが、
転職や離島に移住を考えたことはありませんか?

私自身が2017年4月に前の仕事から地域おこし協力隊に転職し、
鹿児島県の離島である三島村の黒島に移住しました。

移住生活をしている中で、
三島村に暮らしている人達がどのように収入を得ているのかが分かってきました。

この経験を踏まえて、
三島村にはどんな仕事、または収入源があるのかを書いていきます。

少し長い記事になりましたので、気になるところだけでもお読みください📒

三島村の仕事【5職種紹介します】


三島村にはどんな仕事があるのでしょうか?
※これから列挙していく仕事以外にも島には仕事はあります。

職種1.地域おこし協力隊

三島村に移住したい人におすすめの仕事が地域おこし協力隊です。
三島村に限らず、全国的に有名なこの地域おこし協力隊は様々な地方自治体が募集をしています。
1年の契約を最長3年まで更新することができ、
その契約期間のうちに移住先の地域に根差した仕事と収入源を確保し、定住させていこうという取り組みです。
移住先の仕事探しと、その期間中の収入の確保が同時にできます。

この制度は最長3年という期限付きですので、将来設計や3年先の自分がどうなっていたいかというビジョンを明確に持つことが大切です。☝

私が三島村の地域おこし協力隊になって学んだことは、
島民のほとんどが興味のあることを学びながら実践し、複数の収入源を持っている、ということでした。

地域おこし協力隊として移住した場合、
複数の収入源を持つことで年間を通して安定した収入を得ることを目指した方が良いと思います。

地域おこし協力隊員募集中!【離島・酒蔵求人・黒島】

2019.02.01

職種2・牛飼い

三島村の仕事といえばコレ!牛飼い!🐮
三島村の基盤となっている産業は畜産です。

三島村各島では温暖な気候や地形を生かした放牧により「みしま牛」を飼育しています。
牛を飼育して、子牛を本土のセリに出して経営していきます。
移住1年目に子牛をセリへ出すことは不可能と思われるので、
やはり複数の収入源が必要になります。

ここで注目したいポイントは、三島村では
農業または水産業経営で自立・自営したい移住者には手厚い支援制度があることです。

畜産での自立・自営には支援制度が必要不可欠だと思います。
気になった方はまずは三島村役場へご相談を。

職種3.看護師

三島村の仕事でかなり重要なポジションを担っているのが看護師です

特に黒島の大里地区では高齢化が進み、人口比率が高齢者に傾いています。
この焼酎プロジェクトが存続できているのも大里地区の老人会のおかげです。

その老人会の皆様を支えているのが看護師ですね👩‍🔬

もちろん、島民の健康的な生活の支えになっているともいえます。
最近の三島村では各地区に看護師を2名配属しようという動きもあり、募集枠も増やそうとしています。

職種4.しおかぜ留学生里親

三島村では、「しおかぜ留学生」という山村留学生制度があります。
子どもが親元を離れ、三島村の里親さんの元に留学するという制度です。

そのしおかぜ留学生を受け入れ、共に生活するのが里親さんの仕事。
以前このブログでも里親さんを紹介したことがありますね。

黒島での移住生活:留学生を受け入れる潮かぜハウス1年目

2018.10.15

まだまだ三島村にはたくさん里親さんがいて、
牛飼いをしながら里親もする人もいます。

里親さんは受け入れた子供の人数分のお金を貰えます。
他の家族の子どもを預かるとても大変な仕事だと思います。🙄

ですが、里親さんの話を聞くと、ヒューマンドラマがあるなぁと毎回思います。
成長と出会いと別れがある素敵な仕事ですよね。

職種5.フリーランス・リモートワーク・在宅ワーク

プログラマーやライター、ウェブデザイナーなど、
インターネット環境とパソコンやスマホがあれば仕事ができる時代です。
この時代に乗り、離島で在宅ワークをしている人もいますよね。

なんといっても、仕事の場所を選ばないのがフリーランスやリモートワークの最大のメリットじゃないかなと思っています。

自分のスキルの得意な分野で稼ぐ
スマートな時代ですよね、本当に。

静かな離島で仕事と私生活を両立させる、移住における考え方の選択肢の1つだと思います。🎉

三島村の期間限定の仕事【2つ紹介】

その1.伐採作業

どこの地方でも問題になっていると思いますが、雑草の処理は本当に大変です。🌅
三島村の道路脇は季節ごとに伐採作業が行われます。

この伐採作業はもちろん島民が行うわけですが、1日作業に出るごとに作業賃金が出ます。

真夏の伐採作業は本当に大変ですが、コツコツ稼ぐにはピッタリの作業かもしれませんね。

その2.焼酎蔵のパート(蔵子)

みしま焼酎 無垢の蔵では、焼酎製造やボトリングの作業があるときは、パートさんを雇っています。
三島村住民から一般公募していますので、これも収入源になります。

慣れない仕事は怖い!って思うかもしれませんが、もちろん経験なしでも大丈夫です。
みなさん少しずつ仕事に慣れていきています。

募集があるときには是非応募してみて下さい。

モノづくりの喜びを共に味わいましょう!🤣

こんな収入源を作りたい【今後やりたこと3選】

自分も三島村で暮らしていて、どんなことができるかをよく考えています。
今後こんなことができたらいいなということを書いていきます。

ベニオトメの加工品販売

焼酎プロジェクトで栽培しているベニオトメは、食用としても優秀で、
ホクホクしていて食味が良く、甘みのある品種です。

焼酎用として出荷される芋もあれば、種芋になるのもあるし、
くず芋といって食用にもされないくらい小さな芋もあります。

これらのくず芋を加工してお菓子作りなどできないかなと思っています。
無垢の蔵の運営を焼酎の製造・販売だけで成り立たせていくのは不安な要素もあります。⚠

何のために離島である黒島に焼酎蔵があるのかを考えていくと、
やはり島に活気と潤いを与える存在でありたいと思っています。

島内で買えるお土産品を作ることで外貨獲得につながるのではないでしょうか。

せっかくできた公設公営の焼酎蔵ですので、島にお金を落とすシステムを作るというのはすごく重要になってくると思います。

島民・蔵・役場がそれぞれ喜ぶメリットのあるシステム作りを目指し、
蔵ができた喜びを島民の方々と享受したいですね。🎉

ジオパークに絡めたツアー観光やお土産品開発

三島村は日本一小さなジオパークとして認定されています。
これはスゴイ重要なことで、三島村の観光の武器になります。
なんといっても三島村の魅力の1つは大自然です。

小さな島だからこそ肌で感じられる自然の大きさ・雄大さをもっと観光に生かしたい。🚩

すると、お土産品ももっと輝いてくるということですよね。
焼酎造りも三島村の大自然の恩恵の1つですから、
焼酎蔵もジオパークと絡めて観光地にしていきたいと思っています。

ジオパークでお土産と言えば、ジオTシャツなんかも蔵で販売したいですね。

無垢の蔵の立地もなかなかダイナミックで、
蔵の玄関先は森林で、裏手は海です。
大自然!まさに無垢の蔵ですよ。

そんな環境に置かれた蔵の特色として、
焼酎と自然の関わりをまとめたコーナーを蔵に作成したいです。

加えて、黒島は原生林や水資源に恵まれ、
丘や山から見晴らす集落や海の絶景には人々を魅了する力があります。
これから暖かい季節になっていくので、キャンプの地としても最高ですよ。

しっかり情報を集めて計画を練って、レッツ黒島キャンプ!🚛

すっかり話が脱線しました

黒島グッズを作る

黒島に来た観光客やキャンパーのみなさんに、
買ってもらうべく、黒島グッズを作って販売したいです。

焼酎みしま村関連のグッズやお菓子、おつまみなんかがあれば最高ですよね。

繰り返しになりますが、島にお金を落とすシステム作りが重要になってくるのかなと思います。

なぜ三島村で生活をしていきたいのか【離島での仕事と暮らし】

私は、三島村の出身者ではありません。
なぜ三島村で生きていくことを選んだのか、なぜここにいるのか。

ここを突き詰めてこれからを過ごさなければ、定住は難しいでしょう。

もっと自分を変えていく必要を感じます。
勉強することも多いし、やりたいことも増えてきました。

もちろん、今まで述べてきた仕事や収入源以外にも三島村には仕事があります。

少しでも三島村への移住を検討されている方がいらっしゃいましたら、
まずは「なぜ三島村で生活をしたいのか?」
と自問してみて下さい。

即答できる人もいれば、まずは1度行ってみたいと思う人もいると思います。
答えが出ない人もいるかもしれませんね。

最初のきっかけは「三島村で楽しく暮らそう!」と思っただけで十分だと思います。

なぜ三島村なのか?という軸になる部分は常に自分の中に置いておけば、
そうしたら、ここで自分は何ができるだろう?
など、向上心をもって生活を送れると思います。☝

今回の記事、いかがでしたでしょうか

はたして全部読んで下さった方がいらっしゃるのでしょうか🤣

最後までお読みいただきありがとうございました。

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