俺たちのミシマカップ! 黒島片泊・青年会活動をご紹介します
こんにちは‼
黒島地域おこし協力隊の末國です。
今回は島民からみたミシマカップヨットレースについてお伝えします。
先日、三島村役場の飯田さんが書いた
ミシマカップについての記事を公開されました。
この記事の中に、
“最後に!ぶっちゃけて言いますが、島の人、役場職員は準備・受入体制を行っているのでヨットレースがどのように行われているか分からないのが実情です😆”
という言葉がありました。
そうなんです。
私も含めて島の人たちは、全然ヨットレースを見ていないのです。
どうして見ていないかというと、特に青年会のメンバーは
ヨットレース後に硫黄島での行われる「歓迎パーティー」の準備をしているからです。
この後はパーティーで使う魚や貝の調達など、
私が住んでいる片泊青年会の活動を中心に紹介していきます。
三島村って若い人いるの? とよく言われてしまいますが💦
島の若者たちの活動について、見てみてください。
片泊青年会のミシマカップは島の食材の調達から始まる
片泊青年会ではミシマカップのために、
まずは魚や貝の調達から始めます。
赤い矢印で示したようなところに船を近づけてもらって、
漁船から岩場に飛び移り、貝を獲ります。
ちなみに貝を獲るのに使う器具はこんな感じのものです。
この器具を貝と岩の間に素早く挿しこんで、貝をはがし取ります。
魚釣りをするときは、このような瀬に渡って釣りをします。
上の写真はフェリーみしまの甲板上から撮った写真です。
前の写真ではわかりにくかったかもしれませんが、
Map上の矢印で示したような離れ小島のようなところで釣りをします。
海から岩が付きだしているだけの、何にもなく狭い離れ小島です。
GoogleMapで見ると、本当にすごいところで釣りをしてるなぁ、と改めて思いますね😅
ミシマカップのパーティーで出す竹の子も、
片泊青年会のみんなで山に入って取っています。
竹の子取りの様子については、こちらの記事をご覧ください。
当日はフェリーみしまに乗って、硫黄島へ!
ミシマカップヨットレースの当日、
片泊ふれあいセンターで食材の下ごしらえをします。
準備後は船を待ち、フェリーみしまに食材やお酒、調理器具を積み込み、
青年会のみんなで硫黄島へと向かいます。
1時間程度で硫黄島に到着し、すぐに準備開始です。
(船の時間の関係で開始寸前にしか硫黄島に着けないので、
揚げ物の準備などは難しい💦
ということで、片泊青年会では数人の先発隊が硫黄島に行くようにしています。)
硫黄島港にはすでにゴールしたヨットが泊まっていますね。
こういうわけで、枕崎から出発するレースを島の人は全然見ていないのです。
いつ見ても硫黄島港の海の色にはびっくりしますね😅
ミシマカップのパーティー会場で島の料理を販売!
片泊青年会のテントで、島の食材を使った料理を販売している様子です。
当日はヨットマンの皆さんを中心に、
帰省・観光のお客様にお越しいただきました。
青年会のみんなで取った大名竹の子で作った天ぷらです。
毎年大好評の一品で、今年も一番先に売り切れました。
島でよく釣れるオヤビッチャ(島での呼び名はビンゲ)です。
大量の魚を目の前に、流れ作業で唐揚げ用に処理したときは、
片泊青年会が水産加工会社のようになっていましたね。
このビンゲをその場でから揚げにして販売しました。
硫黄島の屋外会場で、ビンゲのから揚げにビールや水割り、最高ですね。
今年はジンガサ焼きも販売しました。
このジンガサ、実はこだわりの逸品です。
片泊で取って生きたまま硫黄島に持ち込んで、
その場で焼いているんですよ😆
めっちゃ新鮮‼‼
竹島、硫黄島、黒島の大里青年会も、もちろん大活躍‼
おにぎり、冷やしキュウリ、焼鳥、焼きそば、かき氷など、
お祭りで定番の食べ物も取り揃えています
たこ焼きもその場で作る本格派‼
私もいただきましたが、美味しかったですねー😊
ミシマカップのとき、青年会のみんなは硫黄島港で船内泊なんです
この辺りが宿が少ない離島の大変なところですが、
青年会のみんなは歓迎パーティー会場の片づけを済ませた後、
硫黄島港に停泊しているフェリーみしまの船内で寝ます。
硫黄島の開発センターでシャワーを浴びて、
打ち上げで飲んだ後には、フェリーみしまで熟睡でした😴
上の写真は珍しく硫黄島港にお泊りしたフェリーみしまから
朝5時ごろ撮ったものです。
ミシマカップの翌朝、硫黄島から片泊へ帰還
翌朝6時ごろ、硫黄島から片泊へフェリーみしまが出航。
同じころに、ヨットレースに参加したヨットも硫黄島から出航しました👋
片泊に到着してから使用した鍋などをしっかり洗い直して片づけ、
ついにミシマカップに関する青年会の活動は粗方終了です。
青年会員も硫黄島でのパーティーを満喫‼
昨年引っ越して来た私は初めてミシマカップに参加したのですが、
島での食材調達からパーティーでの販売や船内泊など、
しっかりミシマカップを楽しみました😊
以上、全然ヨットレースを見ていない島民から見たミシマカップヨットレースでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました‼
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