こんにちは‼
みしま焼酎無垢の蔵従業員(地域おこし協力隊)の末國です。
今回は焼酎のアルコール度数に関するお話をしていこうと思います。
お店に行くと、20度の焼酎や25度の焼酎、またはとてもアルコール度数の高い35度以上の焼酎など、いろいろな商品が売られていますよね😊
この焼酎のアルコール度数、どのように決められているのかご存知でしょうか?
また、醸造酒など他のお酒と比べて焼酎のアルコール度数は高いのでしょうか?
20度と25度の商品が多い理由など、ちょっとしたマメ知識も紹介していきますので、ぜひご覧ください🙌
焼酎のアルコール度数はどのようにして決まる?
焼酎の場合、一般的に原酒を水で割って調整することで、アルコール度数は決められています。
アルコール度数が20度の商品なら20度になるように計算して水を加え、30度の商品なら30度に合わせて水を加えます。
上の写真はみしま焼酎無垢の蔵で原酒を貯蔵している甕です。
原酒は36度以上とアルコール度数が高い状態で、甕やタンクなどの容器に入れられて貯蔵されます。
みしま焼酎無垢の蔵でも、この甕に入っている原酒に水を足してから出荷するようにしています。
こちらの焼酎、公式オンラインショップでお買い求めいただけます。一度、試してみませんか?
蒸留酒と醸造酒のアルコール度数の違い
蒸留酒と醸造酒では一般的に蒸留酒の方がアルコール度数が高い傾向にあります。
平均的な商品というと、以下のようなアルコール度数の商品が多く売られています。
平均するとこのような数値のようですが、アルコール度数10%を超えるような高アルコールの美味しいビールもあるので、変わった商品を探してみるのもおもしろいものです😊
醸造酒のアルコール度数
- ビール 5度前後
- 日本酒やワイン 15度前後
蒸留酒のアルコール度数
- 焼酎 20~30度程度
- ウイスキー 40度以上
アルコール度数20度の焼酎と25度の焼酎がある理由
お店で焼酎を見ると、20度と25度の商品が多いことに気づくと思います。
大手メーカーの商品だと、時には同じ銘柄なのにも関わらず、20度の商品と25度の商品両方が販売されていることもあります。
ここでは、20度と25度の商品が多い理由、20度と25度に決められた理由についてお話しします。
まず25度の商品が多い理由ですが、昭和初期の酒税法で税率の基準となるアルコール度数が25度だったからだという説が有力です。
25度が基準であり26度以上のお酒を販売する場合は1度アルコール度数が上がるごとに1kℓ当たりの税金がアップするので、25度に調整した商品が多くなったというわけです。
その後酒税法が改正されて基準が20度に下げられましたが、20度の商品ばかりになることはなく、25度の商品も文化として残り、20度と25度の商品が混在するようになったといいます。
20度の焼酎がメジャーなのか、25度の焼酎がメジャーなのかについては、地域が関係していると言われています。
九州の中でも特に本格焼酎の生産量が多いのは、宮崎、鹿児島、大分の3県ですが、宮崎と大分では20度の焼酎の方が多く、鹿児島では25度の焼酎の方が一般的です。
鹿児島に住んでいるとアルコール度数30度を超えるような製品以外は、25度の焼酎を見かけることが非常に多く、私も移住してから地域性をしっかり実感しています。
鹿児島に慣れてきたのか、なんとなく私は20度と25度があれば25度の方を買ってしまいます😅
でも、同じ銘柄で2種類が売られている場合にどちらを買うのか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、同じ銘柄なら原酒の品質は変わらないはずなので、基本的にはどちらが美味しい、というようなことはないと考えられます。
例えばロックで飲むならアルコール度数が低めでまろやかで口当たりの20度、お湯割りで飲むならしっかり味わえる25度など、お好みで選択していただければと思います👌
アルコール度数が低い焼酎もおすすめ!
最近ではアルコール度数20%以下のかろやかな口当たりの焼酎も人気です。
アルコール度数の高い商品を買って水割りやお湯割りにする場合には、ミネラルウォーターや煮沸した水で割ることが多いと思います。
しかし、もともとアルコール度数が低い商品ならそのような手間がいらず、「すぐに飲みたい!」という方にはオススメの商品です。
また、アルコール度数が低い商品は、蔵元の水で割ってあるものをそのまま飲めるという意味でもよい商品です。
焼酎マニアの人の中にはわざわざ蔵元と同じ場所で取られた水を作って水割り・前割りを作るという人がいるほど、焼酎に加える水は重要なものです。
わざわざ準備することなく、焼酎マニア並みの本格的な水割りが飲めるということですね‼
焼酎みしま村はアルコール度数25%です
みしま村のアルコール度数は鹿児島で一般的なアルコール度数25%です。
蔵で貯蔵した原酒に、黒島の山から生み出される美味しい水を加えて25度にしてボトル詰めをしています。
ストレートもおすすめなのですが、25度をそのままだとキツい! という方は、お好みで水割りやお湯割りにしてお楽しみください。
まだあまり出回っていない幻の芋焼酎「みしま村」。
黒島で収穫されたサツマイモの香りが引き立つお湯割りも人気で、これからの寒い季節にはもってこいです🙌
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水割りやお湯割りで、お好みのアルコール度数に!
焼酎のアルコール度数についてのお話をしてきました。
焼酎は原酒にどのくらいの水を加えて出荷するかで度数は決められており、いろいろなアルコール度数の焼酎が販売されています。
平均的な数値というものはありませんが、20度と25度の商品が多く、地域性があることもわかりました。
アルコール度数が高いので保存がしやすく、水割りやお湯割り、またはロックなどで、お好みのアルコール度数にして飲むことができる焼酎は実は便利なお酒です。
ぜひお気に入りの焼酎と飲み方を見つけて、焼酎を楽しんでください。
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