種芋の伏せ込みをしてきました【お湯に浸すと発芽しやすい?ミニ実験中】

焼酎プロジェクト

こんにちは

みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。

2月に突入し、少しずつ準備を進めていた苗床に種芋の伏せ込みを行いました。

今回は前回の苗床記事の続きになります、是非合わせてお読みください。

路地の苗床を準備して種芋の伏せ込み開始!

先程のTwitterでも紹介しましたが、我々がベニオトメ栽培をしている畑の隅っこにも路地苗床を準備をして種芋を伏せ込みました。

ハウス苗床の時と同じように刈り取ってきた草を畝下に敷き詰めて牛糞堆肥を混ぜ込んでいます。

この畝は長さ22メートル、幅1メートルあり、相当な数の種芋を伏せ込むことができます。

ちなみに計算上では1㎡あたり大体30個の種芋を伏せ込むので660個くらいの種芋を伏せ込むことができます。

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キチンと育苗できれば春先には相当な採苗本数が期待されます。

サツマイモには頭としっぽがあり、伏せ込む時にはしっぽを下にして伏せ込みます。

しかし・・・、

見分けるのがとても難しい種芋も結構な数あります。

分からない時は水平にして伏せ込みます。

これは頭から芽が出て、しっぽから根が生えやすい様にするためです。

一緒に伏せ込みを手伝ってくれた大里の方々は畑仕事が丁寧で、1つ1つしっかり判断してから伏せ込んでいました。

ちなみに手っ取り早く全部の種芋を水平に伏せ込んでも大丈夫な様です。

そして伏せ込みが終わったらトンネルを張って、完成です!

路地苗床の天敵は風と動物です。

この路地苗床を作った畑は風が強く、カラスや他の動物がいます。

トンネルが風で飛んだり、隙間が空いていると容赦なく食べられてしまいます。

ということで、写真の様に支柱と網を使ってしっかりと対策をしています。

トンネルを張ったとたんに水滴が内部にビッシリとついてきました。

芽が出るまでは、ほとんど密封状態にし、温度と湿度を上げます。

島民の方が「乾いた種芋は発芽しにくい」と教えて下さいましたが、発芽には温度だけでなく湿度も必要ということです。

ハウスの種芋の伏せ込みも完了!修理も完了!

そして、大里運動広場にあるハウス内の苗床にも種芋を伏せ込みました。が、

この時はまだ修理待ちで、ビニールが破れていたり屋根が開いていたり、外気が入り放題でした。

ハウス内でも外気温と変わりません。

一応トンネルを張っているものの、空気穴が開いているので朝晩はかなり冷え込んでしまいます。

種芋が出芽するためには、気温が25℃~32℃必要ということですが、南国の黒島でも2月上旬では日差しが弱い日は厳しいです。

少しでも条件を近づけるために地上に透明マルチを張りました。

朝晩の冷え込みが厳しく少し可哀そうな状況でしたが、現在はハウスの修理も終わり、室温を高く保つことができています。

ビシッと綺麗に修理して頂きました!

晴れていれば午前中には室温30℃を超えるので、換気をして室温調整をします。

ちなみに真ん中と左の畝にはバイオ苗を植え込んでいて、高温にしすぎるとくたびれてしまうので注意が必要です。

発芽ミニ実験~48℃のお湯につけてみる~

農林水産省のHPにサツマイモ:そだててみようというページがあります。

ここで紹介されている苗床は発泡スチロールを用いて簡単にできるので実験・観察用に作ってみました。

農林水産省のページには「48℃のお湯に40分浸すと芽の出が良くなります」とあります。

種芋1つで試してみると・・・、

48℃を40分キープするのは大変で、温度が下がるたびにお湯を足しながら40分浸してみました。

そしてこの、お湯に浸した種芋と、浸していない種芋を1つずつミニ苗床に伏せ込んでみました。

苗床に伏せ込む全ての種芋を48℃のお湯に浸すことは不可能ですが、このミニ苗床を用いてどの程度効果があるのか、蔵の中でも良く日の当たる窓際に置いて観察してみます。

サツマイモの発芽条件である「気温25℃~30℃と湿度80%」は、2月上旬では結構難しい条件ですが、どのような結果になるか楽しみです。

改めて、黒島でさつまいも栽培をされている方々は気候が暖かくなる時期を見て上手に発芽させていることに気付かされました。

黒島のさつまいもから製造した焼酎はこちらから購入できます。

今回の記事はここまでです。

最後までお読み頂きありがとうございました。