サツマイモの植え付けが終わりました、基腐病の対策を!

こんにちは

みしま焼酎 無垢の蔵の坂元です。

短かった梅雨が明けて、外での農作業が多くなる季節になってきました。

今回の記事では、サツマイモの植え付けのことや基腐病対策について書いていきます。

サツマイモの植え付けの様子

大型連休前から始めた今年のサツマイモの植え付けを、無事終えることができました。

このツイートは、4月26日の1回目の植え付けの時のものです。

1250本植え付けましたが、まだまだ苗が足りず、最後の植え付けは6月の中旬になりました。

↑このインスタグラムの投稿が最後の植え付け時の写真です。

この畑は、焼酎の蒸留粕を特殊堆肥として散布している畑です(通称”採草地”)

傾斜がきつくて少し作業が辛いですが、面積が広くて重宝しています。

基腐病対策について

近年被害が拡大している基腐病の対策の1つとして、採苗後の消毒があります。

ベンレートT水和剤を200倍に薄めた水溶液に、採苗したての苗の切り口部分を30分漬け込んで消毒しました。

消毒液は毎回作り直して、再利用はしないようにしています。

そして今年の梅雨は短かったとはいえ、かなりの量の雨が降りました。

雨が降ると畝間に水が溜まり、その水を媒介して基腐病がまん延するケースが多いようです。

サツマイモのツルが伸びてマルチから降りる前に、排水性を良くしておこうと溝を掘っています。

畑の外に向かって傾斜をつけながら溝を掘るのは難しいですが、なるべく水が溜まらないように工夫する必要があります。

水が流れ出す瞬間がとても気持ちいい作業です(笑)

 

後は、異常株を早期発見して抜き取り後に圃場外に持ち出すことも大切です。

必要以上に畝間に足を踏み入れるのも基腐病のまん延リスクに繋がりますが、異常株がないか見回りをしています。

見回りついでに雑草処理をしたりしています。

「増やさない」「持ち込まない」「残さない」の3大鉄則に取り組みましょう。

 

これから夏も盛りに入り、サツマイモがグングン生長していきます。

なかなか株の異常に気付きにくくなりますが、定期的な見回りを頑張ろうと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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