杜氏も地域おこし協力隊員も全力ガチンコ勝負! 「第14回村民スポーツ・レクリエーション大会」

はじめまして。三島村役場 定住促進課の日高と申します。

私も焼酎プロジェクトの一員ですが、製造現場では中々お役に立てないので、ブログを通じて村の魅力を発信できたらと思い、今回からブログの投稿に参加させていただきます。
皆様お付き合いよろしくお願いします。

さて、皆さんご承知のように三島村には3つの島と4つの集落があります。
それぞれの島は海で隔てられているのはもちろんですが、移動手段が週4便の村営フェリーに限られるため住民の島間の行き来も容易ではありません。

そこで、村では1年に1度村民が一同に会する機会として
毎年11月3日の文化の日にフェリーの特別ダイヤを組んで村民文化祭と村民スポレク大会を交互に開催し村民同士の親睦と交流を深める機会を設けています。

今年は、快晴の秋空のもと竹島で第14回村民スポレク大会が行われ、各島4集落の住民231名が集い熱戦を繰り広げました。
タイトル写真は開会式の様子です。ちなみに、紅組は竹島地区、青組は硫黄島地区、黄組は黒島大里地区、白組は黒島片泊地区です。

村の人口の約6割が参加、村民スポーツ・レクリエーション大会

この写真は、定住促進課に設置してある村の人口を表示しているボードです。
今回の大会には231名、村の人口の約6割が参加しました。

会場に掲揚された旗、どこの国のものかわかりますか?

会場に掲揚された旗です。
一番手前の三色の旗はどこの国のものかわかりますか?

正解は、アフリカのギニア共和国のものです。
三島村は、2020年東京オリンピック・パラリンピックで同国のホストタウンとして登録されました。

オリンピックでの同国の健闘と交流の機運が盛り上がるように国旗、村旗と一緒に掲揚されました。

元気な選手宣誓で、徐々に戦闘モードに突入!

元気な選手宣誓で、徐々に戦闘モードに突入!

プログラム1個目は「未就学児かけっこ」と「小中学生徒競走」でした。三島村の子供たちは全部で79名です。

子供は島の宝。応援にも熱が入ります。
人口減少及び高齢化が進む三島村は学校の存続のため「しおかぜ留学制度」を続けています。
「学校はへき地の暗夜を照らすただ一つの灯である。」 第二代大里小・中学校長 竹島清章先生の言葉より

村民スポレクは、子供からお年寄りまで楽しんでもらえるようなプログラム構成がモットー。
70歳以上の高齢者が出場の「宝釣り」です。

と、宝釣りに参加の全身真っ赤という超個性的な見た目の高齢者を発見!
問題です。さぁー所属チームは何色の組でしょうか?
正解は、もちろん紅組でした。毎回、コスチュームの色も合せているとのこと。

各地区の力自慢が参加の綱引きです。
採点種目ですので、皆気合入りまくりでした。ソーレ!ソーレ!

坂元杜氏も引っ張る。 蔵の仕込み前に腰を痛めないように。
結果は、お見事!大里チーム優勝でした。

女子は黒島片泊チームが笑顔で優勝しました。

今度は、坂元杜氏走る。地区対抗リレーです。顔が真剣すぎます。

今度は、地域おこし協力隊(左側)末國さんが、女同士のガチバトルへと展開。
中々の接戦でした。

第14回村民スポーツ・レクリエーション大会結果発表

結果発表です。総合優勝は、紅組(竹島地区)でした。
来年は、黒島片泊地区で村民文化祭を開催する予定です。

竹島の住民総出で竹島港での見送り

2枚の写真は、竹島港での見送りの様子です。
竹島の住民総出で、硫黄島、黒島に帰っていく方々を児童生徒のジャンベ演奏と紙テープで見送りました。
船が見えなくなるまでエールを交換したり、万歳三唱を行ったりする姿がありました。
海で隔てられていますが今回の大会を通じて住民同士の固い絆を感じた次第です。

今回の投稿はこれで終わります。引き続き三島村の魅力を発信していきますのでよろしくお願いします。

(おまけ)
硫黄島、黒島の住民を見送り、会場の片づけが終わった後の竹島では、もちろん美味しいカンパチ、スジアラの刺身と焼酎で反省会。
写真は、地元民に愛されている娯楽室での2次会の様子。

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