芋焼酎造りに欠かせない、サツマイモ栽培の大詰め試し掘り!今年の収穫量はいかに!?

焼酎プロジェクト

こんにちは
みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。

段々と寒さが増してきて、黒島もすっかり晩秋です。

ヒッツウの塩漬けの一夜干しをじっくり焼きました!

食欲の秋!
伐採作業の休憩中に食べた魚の塩漬け干しが美味しかった!!
この魚を「ヒッツウ」と黒島の人は呼んでいました。

そして!
秋といえばお待ちかね、サツマイモの収穫の季節です。

焼酎プロジェクトでは、
サツマイモのベニオトメという品種を芋焼酎の原料芋として栽培しています。

このサツマイモの収穫高が、芋焼酎の仕込みの量に影響します。
まさに焼酎プロジェクトの生命線!

サツマイモの収穫高の予想を立てるべく、10月に試し掘りを行いました!

とても重要なサツマイモの収穫高・・・。
今年はいかがなものなのでしょうか?

芋焼酎用サツマイモ栽培の大詰め試し掘り!どうやって収穫高を予想する?

今回、芋焼酎用サツマイモの収穫高を予想するために試し掘りを行いますが、
試し掘りについて諸先輩方に聞いて回ると、大きく2つの方法を学びました。

試し掘りその1「つぼ掘り」
畑の1単位面積を全て掘り、取れた量×面積をして予想を立てるもの

サツマイモの試し掘り「つぼ掘り」

試し掘りその2「株掘り」(名前は勝手につけました)
畑の数ヶ所を試し掘りして、芋の平均の重さ×定植した株数で予想を立てるもの

サツマイモの試し掘り「株掘り」

(いつもの事ながら、ペイントソフトで手作り説明画像です)

どちらも予想なので、実際の収穫高とは誤差が生じます。

この誤差を少しでも小さくするために、
一番確実なのは、とにかく多めに試し掘りをする!

というのが良いみたいなのですが・・・、

たくさん試し掘りするだけの数量的余裕がないし、
できるだけ掘らずに残しておきたいというのが本音。

ということで今回は、2の「株掘り」を採用。
数ヶ所掘り、1株あたりのサツマイモの平均的な重さを調べることにしました。

芋焼酎用サツマイモの試し掘り!どのくらいの大きさかな?!

9月末に黒島を襲った台風24号
強風と塩害の影響で荒れていたサツマイモ畑(通称老人会農園)

老人会農園のサツマイモ畑、台風でこの通り

こんなにしおれちゃって大丈夫なんだろうか・・・。
ちゃんと良い大きさのサツマイモが入っているのかな・・・?

と不安が頭にチラつきながら1株掘ってみると

サツマイモの試し掘り

お、ちゃーんとサツマイモの姿が!

こんな調子で老人会農園を3株掘ってみると
全体的に良い調子でサツマイモができていました。

続いて計量!
なるべく土を落としてから、はかりの上に乗せて1つ1つ重さを測る。

1株目
300g、350g、450g、100g
おおぉ、なかなかの量が獲れている!

2株目
300g、250g、200g、100g、100g
中くらいのサイズのサツマイモがゴロゴロ出てくる!

3株目
300g
おや・・・少ない・・・。

試し掘りをして計量をした結果
例年通り、老人会農園はたくさんサツマイモが出てきました!

ひとまずは安心しました。

芋焼酎用サツマイモ栽培が焼酎プロジェクトの肝ですから。

さて・・・、
引き続き、老人会長の畑も試し掘り。

サツマイモの試し掘り2

こちらもちゃんと成長している様子

4株掘って、計量!

1株目
350g、150g
んー、こんなもんかなぁ

2株目
500g、250g、200g
でっかい大芋が1つ出てきてびっくり!

3株目
550g、小芋数個
さらにでっかい大芋が出てきて大喜び!!(写真左のサツマイモ)
しかし、周りの芋は小芋でした・・・。

4株目
450g、250g、小芋数個

こちらの畑はしっかりしたサイズのサツマイモが多い印象でした!

3.今年の芋焼酎用サツマイモの収穫量を計算!試し掘りから予想!

今回の芋焼酎用サツマイモの試し掘りにより、
老人会農園と老人会長の畑から獲れる(であろう)
サツマイモの収穫量は・・・・・、

2.2~2.8トン!!

少なく計算して2.2トン
多めに計算して2.8トン

という予想がでました!
(計算式はややこしいので割愛します)

1仕込みに必要なサツマイモは1.2トンですので、
2仕込み分くらい獲れるのかな、というところですね。

そして、

麹(こうじ)を造る工程の「製麹(せいきく)」

もう1仕込み目は始まっています!

麹ドラムに原料米を投入しているシーンですね。
担いでる米は30kg!

良い運動です!!

今年の芋焼酎用サツマイモ栽培は課題がたくさん見つかりました。
1、植え付けの時期を4月にする(今年は5月植え)
2、苗づくりを2月中に始める(今年は3月から始めた)
3、土壌改良(毎年同じ土地で栽培をしているため少しづつ改良していく)
4、畝の立て方を工夫する(高さ、幅、畝間など)
5、雑草対策
6、塩害対策(難しい)
7、つるボケ対策

と、本当はまだありそうな気がしますが、このくらいにしておきます。
今年より来年、来年より再来年・・・、
という風に少しづつ芋焼酎用サツマイモ栽培の課題をクリアしていきたいですね。

と、今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。