焼酎の種類ってどんなのがあるの?種類別のおすすめと飲み方を解説!

焼酎について

黒島在住の藤原です😊

焼酎ってひとくちにいっても色々な種類がありますよね😆
私の住んでいる焼酎に親しい鹿児島県は、居酒屋やホテルや空港のラウンジなど、あらゆる場所に焼酎が置いてあります。
本当にみたことのない沢山の種類の焼酎があるのでどの焼酎を選べばいいんだろうか、いつも迷ってしまいます。

そんな焼酎の種類について今回、掘り下げていこうと思います。

わからないところは焼酎蔵の皆さんに聞きつつ。。
まずは、焼酎の種類について焼酎の風味・香りに大きくかかわる原料から紹介していきます。

米焼酎

焼酎の核となっている麹(こうじ)に主原料の米をかけ合わせたものが米焼酎です。
お米を原料として蒸留して作られます。(原料は同じで、発酵させてこしたものは清酒です)

米焼酎の味について

米の甘みとコクが口に広がり、芳醇でまろやかな味わいです。
きりっとした辛口のものから、甘くてフルーティーなものまで、いろんな味わいの米焼酎があります。

麦焼酎

麦焼酎の原料は大麦と麦麹もしくは米麹が使われます。この原料を蒸留したものが麦焼酎です。
ウイスキーの原料は大麦(麦芽)です。また大麦(麦芽)を原料に醸造したものがビールです。

麦焼酎の味について

芋ほど独特の強い香りもなく、焼酎のなかでもクセが少ないため、飲みやすいといわれています。

芋焼酎

芋焼酎は麹(こうじ)に米を使うものが多いです。麦麹や芋麹の芋焼酎もあります。
芋は作物として非常に糖度が高いため、香りが甘くなったり重厚になる特徴があります。
文字通りサツマイモを原材料に用いて製造される焼酎を指します。

また、黄金千貫(こがねせんがん)という品種が芋焼酎では一般的に使われています。

鹿児島県の黒島でつくられている焼酎みしま村も芋焼酎です。
さつま芋の品種は、三島村で長年栽培されてきたベニオトメというさつまいもを使っています。
ベニオトメは甘味が多く、さらに焼きイモなどで調理して食べても美味しいものです。

以下の記事で焼酎みしま村の原料であるベニオトメ栽培の様子が書かれていますのであわせて読んでみてください😊

三島村黒島でベニオトメを育てる【焼酎みしま村の主原料サツマイモ栽培】

2019.08.26

芋焼酎の味について

クセが強く独特の香りや風味があるため、好き嫌いがわかれやすいのですが、
芋焼酎独自の香りが好きな人にとってはそれがたまらないらしいですよ😋

そば焼酎

原料を蕎麦、あるいは麹まで蕎麦にしたものなど、いろんな原料や麹を使用した蕎麦焼酎があります。蕎麦の独特の香りと風味があります。芋や麦焼酎よりも飲みやすくどんな料理にも合うようです。

そば焼酎の味について

すっきりした味わいの中に、そば独特のコクと香ばしく爽やかな香りがあります。

黒糖焼酎

奄美大島でしか造ることが国から認められていない、材料にサトウキビから作られる黒糖が使われている焼酎です。
サトウキビの搾り汁を煮詰めて結晶化させた黒糖で作ります。薩摩の芋焼酎に並んで鹿児島が生んだ焼酎として人気です。

黒糖焼酎の味について

焼酎独特の臭みがないながら焼酎らしいほのかな甘い香りがあって比較的飲みやすいです。

みしま焼酎無垢の蔵の従業員は黒糖焼酎蔵で研修してきてます。その研修の様子の記事もあわせてご覧ください。

奄美大島の黒糖焼酎蔵で研修してきました!【地域おこし協力隊】

2019.03.25

泡盛

泡盛は、原料に主にタイ米が使用され、また黒麹菌を用いている焼酎です。
仕込みを一度しか行わないのも特徴です。

粘り気の強い日本のお米に比べてタイ米は硬質でさらさらしていて、香りや味わいに泡盛独特の風味があります。

泡盛の味について

度数は高めです。黒麹ならではの深いコク・独特のクセがあるのが特徴です。

珍しい原料の焼酎

これが焼酎になるの?という珍しい焼酎の原料をピックアップしてみました。

ひまわりの種、レタス、胡麻、栗、かぼちゃ、じゃがいも、とうもろこし、
山芋、牛乳、ジャスミン、えのき、昆布、アロエ、紅茶、サボテン、椎茸、しそ、
大根、脱脂粉乳、たまねぎ、つのまた(海藻の一種)、つるつる(海藻の一種)、とちのきの実、
トマト、なつめやしの実、ニンジン、ねぎ、海苔、ピーマン、ひしの実、ふきのとう、紅花

いろいろな珍しい原料を使った焼酎がありますね、ご興味があればぜひ酒屋さんなどをのぞいてみてください。

焼酎の作り方について

これまでは主に原料について紹介してきましたが、次は作り方、製造方法の分類でお酒を紹介します。

お酒の分類について

醸造酒

穀物や果実を酵母によってアルコール発酵させたものをそのまま飲むのが醸造酒です。

醸造酒の種類:日本酒・ビール・ワイン

蒸留酒

原料を発酵させてから蒸留して造ったお酒が蒸留酒です。

蒸留酒の種類:焼酎・ウイスキー・ブランデー・ウオッカ・ジン・ラム

混成酒

醸造酒や蒸留酒に果実や香料、糖分を加えたものです。

混成酒の種類:リキュール・甘味果実酒・合成清酒

焼酎の甲類乙類について

焼酎の製法上の分類は、甲類と乙類にわかれます。
1つは昔ながらの単式蒸留を用い、米、芋、麦、蕎麦などの主原料の風味が残る乙類焼酎
もう1つは連続式蒸留によって作られる無色透明でクセのないピュアな味わいの甲類焼酎です。

焼酎甲類とは?

連続式蒸留機で蒸留したアルコール度数が36度未満の焼酎です。
高純度のエタノールに加水してアルコール度数を調整します。
連続蒸留器を使うことが焼酎乙類との最も大きな違いとなっています。

何度も蒸留を行うことによってアルコールの純度が上がる為、原料が持つ風味や特徴が失われる代わりに、
クセのない味わいとなるため、お茶などの割りものに向いています。
連続式蒸留焼酎ともいわれています。

焼酎乙類とは?

焼酎乙類、本格焼酎といわれるものです。

米、麦などを焼酎の核として、主原料(芋、米、麦、そばなど)が加えられた上で単式蒸留器を使用して蒸留されます。
甲類と違い単式蒸留器は一度だけの蒸留となっているため、香りの成分が抽出されます。
そのため原料の風味や味わいが残り、ストレートやロック、水割りなどでその味わいを楽しめます。

単式蒸留焼酎ともいわれています。

焼酎の甲乙の違いについては
焼酎の生産者に聞いた甲類と乙類の違い!の記事もご参考ください。

焼酎の生産者に聞いた甲類と乙類の違い!

2019.10.11

焼酎の歴史

焼酎を知るうえでも欠かせない、焼酎の歴史についても調べてみました。

焼酎のもととなる蒸留酒の誕生について、色々説はあるようですが、紀元前3000年頃のメソポタミア文明の遺跡から蒸溜に使われた器が発見されているのがはじまりのようです。

また焼酎に近い蒸留酒が作られていたのは11世紀ごろのタイ(当時はシャム国)を中心とした中近東・東南アジアであったと言われています。

日本へ伝来したはじまりは、14世紀以降に、中国大陸や東南アジアで製造されていた蒸留酒が伝来した、といわれています。

鹿児島県の焼酎づくりも最初は、米や稗、粟、キビなどの穀類を原料にした蒸留酒が造られていたようです。
芋焼酎造りが始まったとされているのは、1705年に当時の薩摩藩の前田利右衛門という侍が沖縄からさつまいもを持ち帰り広めたことによりといわれています。

焼酎の名前の由来

焼酎の「焼」という文字は、モロミを加熱、沸騰させて作る、という、蒸留酒の基本的な作業を指しています。
中国語では蒸留酒を、「焼酒(シャオジュウ)」と表現しています。
また、「酎」は、“強い酒”の意味で、日本では「焼酒」と「焼酎」の二語が混同されていましたが、18世紀頃から「焼酎」という表現が定着した、とされています。

目的別おすすめの焼酎と飲み方

自分の好みにあわせて色んな飲み方で飲めるのが焼酎です。美味しく飲む方法についてご紹介します。

焼酎の飲み方・ロック

焼酎本来の風味をしっかりと堪能できる飲み方。冷やすことでスッキリと飲みやすくなり、氷が溶けるにつれて、味わいの変化も楽しめます。
グラスに大きめの氷を入れて一度かきまぜ、その水を捨てた後、氷の表面を濡らすようにゆっくりと焼酎を注ぐのがポイントです。

焼酎の飲み方・水割り

初心者にもおすすめなのが水割りです。アルコール度数が薄まるので、食中酒としても楽しめます。
氷を入れたグラスに、まず焼酎を注ぎ、その後で水を加えます。焼酎と水の最適な割合は6:4と言われていますが、好みの濃さでよいと思います!

焼酎の飲み方・ストレート

焼酎をそのままで味わう方法。焼酎の味を存分に感じられます。
常温(18~20度)で香りを楽しむのもよいですし、冷蔵庫で冷やして(5~15度)飲めば味が引き締まります。

パーシャル・ショット

「パーシャル・ショット」というアルコール度数の高い酒を飲む独特の方法があります。
冷凍庫で凍らして飲む方法です。

焼酎の飲み方・お湯割り

特に芋焼酎でよく好まれる飲み方です。水割りとは逆に、お湯を先に注いでから焼酎を加えます。
みしま焼酎無垢の蔵の従業員がおすすめする美味しいお湯割りの作り方は以下の記事からどうぞ。

焼酎の生産者がおすすめ!おいしいお湯割りの作り方まとめ

2019.10.07

焼酎の飲み方・ソーダ割り

さっぱりとして飲みやすいので、焼酎初心者におすすめです。
冷やしたグラスに隙間ができないように氷をいれたあとに焼酎を注ぎます。
さいごに炭酸がとばないようにソーダを加えて軽めにかき混ぜます。
割合は1(焼酎):2(ソーダ)を意識するといいみたいですが、お好みでよいでしょう!
またこれもお好みですが、レモンやミント・ライムなどをプラスして飲むのもオススメです。

焼酎みしま村の紹介

私の住む鹿児島県黒島で造られている焼酎みしま村。
昔からその土地で造られていたベニオトメとおいしい水で作られた焼酎です。

詳しくはこちらの記事からご覧ください。

焼酎みしま村の紹介と購入について【鹿児島芋焼酎】

2019.01.21

焼酎みしま村は三島村限定販売の焼酎です。
三島村の焼酎販売店からしか購入できませんのでご注意ください!

ちなみに焼酎無垢の蔵の杜氏や蔵子の皆さんに焼酎みしま村のおすすめの飲み方を聞くと
ベニオトメの香りが楽しめるロックやストレートがよいとのことでした。

私はお酒が弱いのでソーダ割りでよく飲みますが、(ソーダ割も飲みやすくて食事中に飲んでもおいしいです😆)
今度ロックで飲んでみます☺

焼酎の種類についてまとめ

今回、焼酎の種類について、焼酎の原料、つくり方、歴史、飲み方をご紹介しました。
みなさまの焼酎をおいしく飲む手掛かりになれば幸いです。ぜひご参考ください!