こんにちは
みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。
ここ最近になって感じることがあります。
焼酎プロジェクトが生み出すものは、「三島村へのつながり」ですね。☝
自分自身もまずは焼酎プロジェクトがきっかけで三島村へつながりました。
さらに、そこから
周りの友人、今まで一緒に仕事をしてきた人、違う島の島民、三島村に住んでいた人など、
いろんなつながりが生まれていきました。
この1本1本の三島村へのつながりを生かして、
大勢の人を喜ばせる焼酎プロジェクトにしていければと思います。
さて、今回は
三島村黒島について知ってもらうためにクイズを用意しました。
クイズの答えを考えながら一緒に黒島の魅力に迫っていきましょう。😄
三島村黒島クイズ
Table of Contents
問1.黒島には大里港・片泊港の2つの港があります。大里港・片泊港はそれぞれどちらの写真でしょうか?
A
B
答え A片泊港 B大里港
解説
A⇒片泊港
これは毎年黒島で行われている「枕崎市少年の船」の様子です。
明治28年の海難事故「黒島流れ」の犠牲者を弔う海上慰霊祭や子どもたちの交流会が行われます。黒島の子どもたちがジャンベ演奏でお出迎えをしてくれます。
B⇒大里港
「フェリーとしま2」が大里港に入港している写真です。
「フェリーみしま」がドックに入っている時などは、代船が来ます。
この日は確か、接岸の練習でしたかね。
補足!竹島港はこんな感じです。

これは隔年で各島持ち回りで行われる村民運動会後のお別れのシーンです。
とっても海が澄んでいて綺麗!あぁ真夏に潜りたい!☀🤣
続いて硫黄島港はこんな感じです。
緑の稲村岳とその奥にチラッと見える硫黄岳、そして特徴的な海の色が綺麗ですね。
この海の色は鉄成分が溶け出している影響なのだとか。
港近くの「カルデラハウス」がおしゃれで良い感じ👌
港の風景にも、それぞれの個性があり面白いですね。
問2.海沿いの岩場で獲れるこの食べ物は、ある動物の「手」に似ていることが名前の由来になっています。さてなんという名前でしょう。

答え カメノテ
解説
まさに亀の手🙄❗
黒島は岩場が多く、たくさん獲れます。
カメノテの生物としての分類は、甲殻類の仲間です。
茹でて中身を食べると美味しい!出汁も取れます。
食べられる部分は少ないので、おつまみに良いですね。
カメノテは三島村だけでなく全国的に生息しています。
探してみてはいかがでしょうか。👀
問3.この写真は黒島の大里地区の伝統的な八朔踊りです。八朔踊りには数種類の踊りがありますが、この写真はなんという名前の踊りでしょう。

答え 長刀(なぎなた)踊り
解説
こちらの写真を見て下さい。

手には長刀を持っています。
長刀を持った人と、刀を持った人達が踊るのが「長刀踊り」です。
また、有名な「面踊り」というのもあります。

面踊りは無垢の蔵の落成式の時にも踊ってもらいました。
鬼や天狗の面を頭にかぶり、手には「すりこぎ」と「めしげ(しゃもじ)」を持っています。
とにかく迫力がスゴイ⚠
島に昔から伝わる、子孫繁栄や五穀豊穣を祈る踊りですね。
問4.黒島といえば「黒島みかん」が有名ですが写真の柑橘類の名前は何でしょうか?
島民は醤油もしくは直接刺身にギュっと絞って味にアクセントをつけたりします。

答え ダイダイ
解説
注目はなんと、ダイダイに
「だいだい酢の物につかう」
と直接書かれているところですね🙄☝
これをくれた島民が分かりやすいように書いて下さいました。
そんなダイダイですが、
そのまま食べると酸味がものすごく強いです、想像すると唾液が出てきます。🤣
半分に切って、手で絞るだけで簡単に大量の果汁が出ます。
この酸味の効いた果汁が刺身醤油と素晴らしくマッチするんですよね。
これにハマるとお刺身が止まらなくなりますよ!
問5.黒島に生息している大アゴの湾曲が強いという特徴を持つクワガタの名前(亜種)は?

答え クロシマノコギリクワガタ
解説
この写真は、夜中に明かりに寄って来たクワガタを撮影したものです。
三島村では「三島村昆虫保護条例」により昆虫の捕獲が禁止されているので注意して下さい。⚠
クロシマノコギリクワガタはノコギリクワガタの亜種に分類されています。
ノコギリクワガタの亜種はミシマイオウノコギリクワガタやヤクシマノコギリクワガタなど6種類に分類されています。
問6.ここはどこでしょうか!

答え カブリ岳
解説
黒島の最高峰と言えば標高622mの櫓岳(ヤグラダケ)ですが、
櫓岳より片泊方面に行くとガムコ山があります。
そのガムコ山のお隣さんがカブリ岳です。🌄
このカブリ岳、以前このブログの記事で登場しています。
この記事がきっかけで我々焼酎プロジェクトメンバー内で有名なスポットになっています。
私も行ってきました。
片泊登山口から登れば、片道20分もあればたどり着けます。
最高の眺めが登山者を待っています。
登山道は自然がいっぱいで日常の疲れやストレスが吹き飛びますよ。
イチ推しスポット!カブリ岳!🎉
もっと解説!三島村黒島気になるポイントまとめ
ポイント1 「黒島流れ」
明治28年7月24日 黒島近海でカツオ漁をしていた複数の漁船が台風に遭遇、船が難破して多くの死者が出ました。
この海難事故の被害状況は壮絶なもので、枕崎漁船の乗組員411名の命が奪われました。
大けがを負って黒島の塩手鼻・ユキノ瀬に流れ着いた人々を島民が救助し、救助船が来るまでケガの手当てや、非常時のための蓄えである養生米を食事として出すなど、手厚く介抱したそうです。
明治28年といえば西暦1895年です。長い年月が経った今でも、この事故のことを忘れずに、枕崎の方々との交流が続いているのです🌅
ポイント2 「ジャンベ」
三島村を語る上で欠かせないものの1つにジャンベがあります。
アフリカ発祥の打楽器、太鼓ですね🥁
1994年にギニアのバランデュク出身のジャンベ奏者ママディ・ケイタ氏が三島村を訪問したことがきっかけで、三島村にジャンベが広まりました。
硫黄島にはジャンベスクールがあり、今もジャンベ文化が深く根付いています。
学校教育にもジャンベが取り入れられ、しおかぜ留学で島外からやってきた子ども達もトントコトンとリズムにのって叩いています。
ポイント3 「八朔踊り」
黒島の大里地区の八朔踊りは面踊り・相撲踊り・大名行列・長刀踊り・弓矢踊りの5種類あります。
私が大里に移住してから見たことがあるのは面踊り・長刀踊り・弓矢踊りの3種類です。
9月1日になると奉納される八朔踊りは、歌い手(ジュウテー)と踊り子に分かれて、歌にあわせて踊ります🤸♂️
長刀踊りの衣装は、長刀を持った人は女装をし、刀を持った人は青ハッピを着ます。
長刀役と刀役の踊り子が円陣を組んだり、入れ替わったり、切り結んだり、と目が離せない踊りです。
年々、大里地区の高齢化や人口減少により地区の伝統行事の継承が難しくなってきている現状もあります。
おまけ 三島村黒島 難クイズ
問.1月5日に大里生活センター2階で行われる伝統行事の名前は何でしょう?

答え カライモ祝い
解説
大里では島の生活に欠かすことのできないサツマイモの豊作を祈り、
またサツマイモへの感謝の気持ちを表す行事として1月5日にカライモ祝いを行います。🍠
現在も黒島ではサツマイモが焼酎用や自家消費用として盛んに生産されているので、
とても大事にされている行事だなぁと感じました。
そして黒島にとってサツマイモは特別な作物だということを再認識しました。☝
今年も美味しい芋栽培を頑張ります。🍠☀😄
以上です、どうでしたか?簡単でしたかね?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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