畑を作ろう!|仕込みが終わった無垢の蔵の日常

世界中のみなさん、こんにちは!

みしま焼酎 無垢の蔵の臼木です。

 

突然ですが・・・

 

クワ

これは、無垢の蔵に伝わる伝説のクワ『えくすかりばあ』

我々の蔵では、このクワを抜く事ができた者だけにしか、畑を作る事が許されておりません。

えい!

くわ

割と簡単に抜けました。

ホントにもう、びっくりです。

 

とまぁ、そんなわけで、現在の無垢の蔵は、来年にむけて、畑作りを既に開始しております。

今回は、その時の様子を記事にしてみました。

本記事が皆様にとって、『みしま焼酎 無垢の蔵の今日』を知るきっかけになれば、すごく嬉しいです♪

 

畑、Before and After.

少し、昔。

2020年10月某日、芋掘り時の畑の様子がこちらです。

生い茂った芋のツルをトラクターで刈り取って、土に埋まった大量のベニオトメを掘り起こすわけですが、畑がこの状況を迎えるまでには、たいそう長い道のりがございます。

なぜかというと、今の畑はこんな感じだからです。

(2020年12月某日、とある芋畑の様子)

 

無事に芋掘りが終わったとはいうものの、ツルは残り、畑はなんだか疲れて見えますね。

『兵(つわもの)どもが夢の跡・・・』っていう感じかな?

 

で、我々は今、この状態の畑をお掃除して、耕してあげている、そんな段階。

 

ちなみに・・・

今年の10月に黒島にきたばかりの私なんですが、いちおう大学は農学部を出ていても、農業なんて生まれてはじめて。

正確にいうと、大学一年生の時に『農業実習』ってのがあって、スイカを育てる機会があった気もしない事もないのですが、同級生のI君に丸投げして単位だけ取った、そんな記憶しかございません^^;

こんな私でも、カライモは出来るのでしょうか?

とっても、不安です・・・

畑作り最初のステップには、究極のコツがあった!?

さてさて。

そんなこんなで、私にとっては何もかもが始めての畑作りなわけですが、具体的には以下の作業から始まります。

① 畑に残ったツルや掘り残した芋を、可能な限り除去する(=残渣処理)

② で、綺麗になった畑を耕運機で耕す(=耕耘 [こううん])

 

地味に大事なのが『①残渣処理』です。

なぜかというと、畑に残っている芋のツルや、掘り残した芋は、それはもうびっくりするくらいに長生きなんですって。

そのため、このような残渣が残ったままで『②耕耘 を行ってしまうと、春先くらいには芋の芽がニョキニョキと生えてきて、せっかくの整地した畑を荒らしてしまうんだそうな。。。orz

そんなわけで、『残渣は可能な限り取り除いておくように!』との指示が、先輩から事前にございました。

で、農業超絶初心者の私なりにアレコレと工夫しながら色々やってみましたが、どうもしっくりきません。

例えば、こんな感じです。

  • ホウキでかき集めても、表面の枯れたツルと草くらいしか集まらない・・・
  • クワでかき集めてみても、掘り残しのツルまでは取れない・・・
  • で蹴っ飛ばしてみても、ほんの一部の残渣しか蹴り込めないので無意味・・・
  • 草刈り機で土ごとほじくり返してみようかと思ったけど、危険すぎて諦めた・・・
  • 謎のコビトさんが突然現れて、指を『パチン♪』と鳴らしたら、一瞬で全てが片付けてくれたりしないかな?って妄想したけど、そんな事はいつまで待っても起きなかった・・・

特に厄介なのが、畑にポツンと一定間隔で茂っている掘り残しのツルと雑草の群れです。

こんな感じで、遠慮する事もなく元気いっぱいに息づいております。

これをやっつけないことには春先に泣きをみるわけで、これはもう、今のうちに退治しなければ!

で、私は結局、こんな感じで『手で無理矢理にブッコ抜く』という、なんともアレな方法で対応しました。

畑をまたぎ、青々と茂った芋のツルと雑草の大群を引っこ抜き、そしてまた畑を練り歩く。

それが私の最近のルーティン。

 

畑が完全に耕されるまで、その道のりは険しい気がしております。

明日も、頑張るぞ!

畑作りには、嬉しいオマケがあった!?

そんなこんなで、地味に腕と足が疲れる畑作りではございますが、そんな中にもちょっとした楽しみがあるんです。

それが、こちら♪

ベニオトメ

 

はい。そうです。

掘り残されていたお芋さんが、時には顔を出してくれます。

『芋畑の神様がくれたご褒美じゃね?』って事で、このお芋さん達は私が美味しく頂きましたとさ。

めでたし。

めでたし。

 

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とまぁ、そんな感じで、今日のお話はここまで。

畑作りの進捗については、また機会をみてその状況を本ブログでも更新予定です。

お楽しみに!

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