サツマイモスイーツを試作・試食【食べても美味しいベニオトメ】

こんにちは

みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。

今スイーツ界では焼き芋がブームを巻き起こしている様ですね。

我々焼酎プロジェクトはサツマイモ栽培から焼酎の製造・販売まで手掛けていますが、新たな次のステップとして焼酎にならなかったサツマイモをスイーツにして商品化して、皆様にお届けできるようにしようとしています。

焼き芋以外にもサツマイモスイーツを試作しているところです。

ということで今回は、サツマイモスイーツに欠かせないペースト作りの行程の紹介や、サツマイモスイーツの紹介と簡単な食レポをしていきます。

まずは美味しいサツマイモのペースト作りから

焼酎にならなかったサツマイモというのは、サイズが小さすぎたり、形が歪だったり、余剰分だったりします。

サイズも形もさまざまなサツマイモが集まっていますので、青果用や焼き芋用以外はペーストにしてスイーツにします。

美味しいペースト作りの手順としては

1,焼酎にならなかったサツマイモの中から青果用・焼き芋用を除く

2,洗浄

3,繊維の多い頭と尻尾を切り落とす

4,皮むき

5,蒸し

6,冷却

7,粉砕

という流れです。

そして、昨年末にペーストの「ウラごし」を試したところ

繊維がなくなり雪のようなフワフワ食感になることが分かり、ウラごしも重要な作業であることが分かりました。

必要な手順を踏めば、相当質の良いペーストを作ることができます。

自分たちで栽培したサツマイモを、手間暇かけてペーストにして美味しいスイーツにするのは非常に楽しいです。

安定の美味しさスイートポテト

サツマイモスイーツの王道的存在のスイートポテトをウラごしペーストで試作してもらいました。

ウラごししていないペーストでも作ってみて比較してみました。

ウラごしアリ・ナシで比較してみた感想としては、

ウラごしをすることで柔らかさ・クリーミーさが増し食感が上品になると感じました。

加えて、もとのペーストの水分量などで若干の食感の違いはありそうな感じでした。

そしてウラごしアリ・ナシどちらにしてもサツマイモは食べ応えがあるのでサイズが小さくても十分満足できるのも魅力の1つです。

昼下がりにコーヒーとちょこっと何かを口にしたいときに、このスイートポテトを1つ食べればちょうど良いような感覚でした。

ポリポリ食べられる芋けんぴ

こちらはサツマイモ和菓子の定番の芋けんぴです。

ちなみに鹿児島県では芋かりんとうと呼ばれることもあるようです。

スティック状の硬すぎないポリポリ食感で、ベニオトメの甘さがちょうど良い食べやすさになっていました。

これまで芋けんぴをあまり食べてこなかった私ですが、今回の試食で完全にハマりました。

数人で一緒に食べられるのも良い点ですよね。

サツマイモたっぷりカップケーキ

ベニオトメをふんだんに使って焼いたカップケーキも試作してもらいました。

手のひらにちょこんと乗る小さめサイズで、ぱくっと1口2口で食べられるサイズです。

ベニオトメがたくさん使われていて、柔らかくてフワフワ食感で食べやすかったです。

ちなみに、ウラごしをしていないベニオトメペーストを使用していましたが、繊維とかは全然気にならなかったです。サツマイモ本来の味に加えて、焼き菓子の香ばしさが加わりとても美味しいオススメのスイーツです。

大人の味わいサツマイモ焼酎プリン

ベニオトメを使ったプリンは、以前にも試作してもらったことがあったのですが、

こちらのプリンはベニオトメプリンに「焼酎みしま村シロップ」をかけたものです。

しっかり芋焼酎の香りが漂ってきて、スプーンですくって口に運ぶとシロップの甘さとベニオトメプリンのクリーミー感が楽しめます。

食後のデザートとしてピッタリの大人なプリンです。

しっとり食べられるサツマイモクッキー

こちらはベニオトメのクッキーです。

サツマイモのクッキーと聞いてパサパサしてそうなイメージが最初ありましたが、食べてみたら思っていた以上にしっとりしていて、私好みの「しっとりクッキー」でした。

程よいクッキーの厚みが食べ応えを良くしてくれていて、お腹の満足感を満たす良いおやつになると思います。

コーヒーや紅茶があると最高ですね。

 

今回、試作・試食したサツマイモスイーツは以上です。

スイートポテト・芋けんぴ・カップケーキ・プリン・クッキーと様々なサツマイモスイーツを試作・試食しました。

ベニオトメペーストをどう美味しく食べるかを考えるのはホントに楽しいです。

そして、これからどのように商品化していくのかも楽しみです。

ベニオトメをオンラインショップで販売しても面白そうですよね。

 

今回の記事はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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