サツマイモの収穫!芋焼酎の主原料、サツマイモの収穫は大里老人会が大活躍!
こんにちは
みしま焼酎 無垢の蔵杜氏の坂元です。
お湯割りが美味しい季節になりましたね。
仕事終わりの寒い日に家で映画を見ながら、
ちびちび&まったり飲むお湯割りが大好きです。
(ゴクッと水割りも好きです)
ところで、知っていましたか・・・?
焼酎に含まれるエチルアルコールの沸点は約78℃
熱すぎの熱湯と焼酎の相性はあまりよろしくないのです。
そこで、
先にお湯をグラスに注いで、
グラス全体に熱を逃がしてから焼酎を注いだ方が良いみたいです。
さらに、
お湯の後に焼酎を注いだら、
高温のお湯と常温の焼酎が対流により自然と混ざっていきます。
ただ、そんなに堅苦しく考えなくても、
美味しく楽しく飲めればそれが一番良いのかもしれませんね。
さて、今回は、
芋焼酎のメイン原料であるサツマイモの収穫について書いていきます。
焼酎用サツマイモの収穫は、大里老人会の皆様にしてもらいます。
Table of Contents
ここまでの記事で何度か書いている通り、
焼酎みしま村や焼酎メンドンに使用されているサツマイモの品種はベニオトメです。
焼酎用のサツマイモとしては珍しいかもしれませんね。
そしてこのサツマイモの収穫は、
大里老人会の皆様に掘って頂いています。
焼酎プロジェクトは、三島村村民、役場、たくさんの関係者が関わり動いています。
その中でも特に大里老人会の皆様には、植え付け・収穫など、
芋焼酎にかかせない、サツマイモに関する重要な作業をして頂いています。
黒島の大里地区は高齢化が進んでいますが、
まだまだ大里地区の原動力は健在です。
大里地区のヘルパーさん、大里地区民からも多大な協力を頂いています。
たくさんの期待と愛情のこめられたサツマイモなんですよ!
収穫したサツマイモをしっかり計量!そして蔵に運びます。
今年から みしま焼酎 無垢の蔵で収穫したてのサツマイモを仕込むので、
毎回必要な分だけを収穫してもらいます。
説明すると・・・、
2次仕込み(サツマイモが必要な行程のことです)1回で、
300キロのサツマイモを仕込みます。
これが週4回ありますので、週1200キロのサツマイモを収穫して頂いています。
なるべく新鮮なサツマイモを使用したいということもあり、
必要な分だけ計量しながら掘り進めてもらいます。
畑で即時計量しながら、あと何キロ?どのくらい掘る?
という会話をしながら収穫をしています。
繰り返しになりますが、
収穫したサツマイモを計量しながらの作業なんですが・・・、
さすが老人会、掘るスピードが早いんです!
計量が追いつかないよー!
ということもあったりします。
そして、きっちり計量されたサツマイモは畑の端に積まれ、
みしま焼酎 無垢の蔵の従業員で畑から蔵に運びます。
今日のサツマイモは大きいねー!
という会話が今年は良く聞かれます。
それを聞くと、私も嬉しくなります。
収穫したサツマイモは仕込みまで無垢の蔵の定温倉庫に一時保管されます。
収穫したサツマイモは翌日もしくは翌々日の朝に洗浄・選別されるので、
収穫した日は一旦サツマイモ保管庫である定温倉庫に保管されます。
中はこうなってます・・・。
今年は、天気や作業の効率を考えると、
600キロずつサツマイモを収穫してもらうことになりましたので、
大量かつ安全にサツマイモを保管できる定温倉庫は大活躍しています。
サツマイモは寒すぎても、暖かすぎても保管中に悪い影響が出るということなので、
14~16度を常にキープできる定温倉庫はとっても重宝しています。
たくさんの期待と愛情のこもったサツマイモは、
洗浄で泥を落として、丁寧に丁寧に手作業で選別されます。
美味しい焼酎を造りたい!
という想いは皆さん一緒ですので、ここで気合いを入れて入念に選別していきます。
今回は、サツマイモの収穫から蔵へ運び洗浄・選別までを書いてきましたが、
また、他の仕込みの記事も書きたいと思っています。
お楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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