夏のサツマイモ栽培と黒島の魅力

こんにちは

みしま焼酎 無垢の蔵の坂元です。

毎日暑い日が続いている中、サツマイモ達はすくすく生長しています。

ただサツマイモの生長記録を記事にしても面白味に欠けると思いますので、

生長記録に加えて黒島の夏の魅力についても書いてみたいと思います。

是非、最後までお読みください。

サツマイモ栽培の生長と手入れ

焼酎粕を特殊肥料として散布している畑(マルチ無し栽培)

夏の時期になると必ず頭を悩ませることが2つあります。

・台風

・雑草

です。

台風が接近しているニュースを見るたびに冷や冷やします。

台風は塩害をもたらすので非常に厄介です。

それに加えて今年はオンラインでの県外からの注文が増えているので、台風によるフェリーみしまの運休は出荷に直接影響します。

が、そんな台風に負けず劣らず頭を悩ませるのは雑草です。

下の写真の様に、サツマイモのツルが畝と畝の間を覆うまでの生育初期は除草剤で雑草の勢いを抑えています。

さらに日数が経ち、ツルが伸びて雑草に日光が当たらなくなると背の低い雑草は勢いが弱まるのですが、ツルより背の高い雑草はグングン伸びてきます。

夏の雑草は伸びる勢いが異常に早いので、複数の畑管理はなかなか手が回らないです・・・。

畑の入り口が雑草で覆われてしまうくらい雑草が伸びます。

老人会農園入口Before

老人会農園入口After

熱中症にならないように、朝夕の涼しい時間にコツコツ作業をします。

10日もすれば、刈った雑草が復活しているのを見ると何とも言えない心持ちになります・・・。

老人会農園、周りを伐採

畑の中は背の高い雑草から率先して抜く様にしていますが、手が足りないので、なんとか手の届く範囲でコツコツやっています。

大里に暮らしている人たちが朝早くから畑に出ているのを見ると、「あ、自分達のところも早くやらなきゃ」という気持ちになりますね。

今年は快晴続きからの雨・雨・雨!黒島の夏!

無垢の蔵 裏手から撮影

2021年は梅雨入りが驚くほど早く、5月6月の植え付けシーズンはとても苦労しましたが、

梅雨が明けてから8月上旬までは、快晴の日が多かったように思います。

晴れの日が多いと「黒島の景色、いいなぁ」と感じる日も増えます。

景色に加えて、野鳥や蝶々が飛んできたりして、とてものどかです。

(一番耳に入ってくるのはセミの鳴き声ですが。)

「無垢の島」感を味わう、黒島の夏

花の蜜を吸いに来たモンキアゲハ

春・夏は島民が育ている花や自然の花が多く開花しており、蜜を吸いに野鳥や蝶々が近くまで来ます。

また、島民の中でも人気の遊び「ウナギ獲り」も黒島の夏らしさを感じます。

中里川でオオウナギ獲り

焼くと小さくなってしまうオオウナギの蒲焼

オオウナギ獲りはエサや仕掛けの準備・設置など、事前準備が大変ですが強烈に記憶に残るので良い思い出になります。(以前書いたオオウナギ獲りの記事はこちら

また、暑いながら夏の黒島の登山は、夏の自然景観を超ダイレクトに楽しめます。

日帰り便で大里港で降りてから、カブリ岳に登るとちょうどフェリーが見られる

片泊登山口からカブリ岳までは、草が伸びていなければとても簡単に登頂することができます。

コアなトレッキングと植物群を楽しみたければそのまま黒島縦走がオススメです。

黒島の夏は「無垢の島」感が強くて良いですが、暑い中、山を動き回るのは大変なので春・秋の登山が一番無難ではあります。

(黒島トレッキングについて詳しい記事はこちら

また、雲の無い夜は星空も綺麗です。

島内の移動手段や林道・山道を整備できれば、昼は島を観光・夜は民宿で焼酎を飲むという良いツアーが組めるような気がします。(天候に左右されすぎるのが難点・・・。)

お土産に1合みしま村を買って、おうちに思い出として飾っておくのもよさそうですね。

コロナ禍で来島できない状態が続きますが、通常の生活に戻ったら黒島の良いところを存分に生かした取り組みを焼酎プロジェクトを通して出来ればと思います。

8月上旬以降から雨続き

かなり強い勢いで降る雨

8月の上旬以降は、暖かく湿った空気が流れ込んできた影響で、広範囲に大雨警報や土砂災害警報が出されました。

黒島も連日雨・曇りが続き、なかなか晴れません。

天気予報や台風情報から目が離せませんが、夏らしい快晴の日が待ち遠しいです。

 

ということで今回の記事はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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