こんにちは
みしま焼酎 無垢の蔵の杜氏の坂元です。
私の住む三島村では焼酎「みしま村」と焼酎「メンドン」という2種類の焼酎が販売されています。
「みしま村」も「メンドン」も、2017年までは県本土の酒造会社に製造を委託していました。
そこで焼酎プロジェクトでは、
これらの焼酎を黒島で製造する
という計画を現在進行中です。
私はこの焼酎プロジェクトに興味をもち、2017年4月に地域おこし協力隊として黒島に移住しました。
そして、焼酎製造の技術を学ぶため、
いちき串木野市にある濵田酒造や、奄美大島にある西平本家に行き、
4か月間、芋焼酎や黒糖焼酎の焼酎造りに関する研修を行いました。
まだまだ学ばなければならないことがたくさんありますが、
いよいよ今年の秋から黒島での初の製造が始まるということで、
毎日焼酎や製造について勉強しているところです。
2019.4.23 追記
ついに無垢の蔵で製造した新・焼酎みしま村が誕生しました!
さて、今回は
・黒島産の原料芋ベニオトメで造られた焼酎「みしま村」
・硫黄島産と黒島産の原料芋ベニオトメで造られた焼酎「メンドン」
この生産量が少なく希少性の高い2種類の焼酎を詳しく紹介していきます!
焼酎「みしま村」とは?ベニオトメの「無垢の香り」が引き立つ人気商品
~特徴~
平成17年から毎年およそ2~3トンの黒島産サツマイモを原料として製造されている人気商品で、
いちき串木野市にある濵田酒造(株)の伝兵衛蔵酒造場に製造を委託していました。
年間の生産本数が少ないため、希少性が高い人気の焼酎となっています。
また、原料芋を100%黒島産のベニオトメにこだわることで、
味と香りの豊かな焼酎を造りだしています。
![黒島ベニオトメ](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2018/08/TsKm3CemYpq8KKOdYVSw-twFAn1VW8Oze_NB6kTItVQpX92IB.jpg)
南国の日光を受けながら育つベニオトメ
黒島のベニオトメは、
今年の猛暑にも負けず、すくすく育っています。
ベニオトメ栽培において、植え付け・収穫など人手が必要な作業は、黒島の大里老人会が行います。
長年培った経験を存分に発揮し、収穫後さらに焼酎に適した大きさ・形のベニオトメを選別します。
そうして品質の良いベニオトメが供給されています。
黒島産ベニオトメは食用としても優れており、「食べて良し、焼酎として飲んで良し」
の優秀なサツマイモとして、島民の生活に根付いています。
~味・香り~
芋焼酎らしさを求める人にオススメしたい黒麹仕込みらしいコクのある味。
まろやかな口あたりで、どっしりとした味わいです。
また、「無垢の香り」と謳っている由縁でもある黒島産ベニオトメ特有の甘い濃厚な香り。
ビンを開けたとき、グラスに注いだとき、そして飲んだ瞬間ふわっと鼻に広がり、
長く香りを楽しめます。
まさに「なんつぁならん」です。
~商品詳細~
内容量:720ml(4合)
度数:25度
麹:米麹(黒)
購入はこちら
~焼酎「みしま村」は2018年から黒島の新設焼酎蔵にて製造されます~
焼酎「みしま村」は、2018年の仕込みから黒島に新設された公設公営の焼酎蔵「みしま焼酎 無垢の蔵」で製造されています。
濵田酒造に製造委託している頃は原料芋のベニオトメを島で収穫した後、県本土の製造場に輸送していました。
フェリー輸送の必要が無くなったため
これからは収穫してからすぐに仕込みに移れるようになります。
つまり、より新鮮なベニオトメで焼酎を仕込むことが可能になります。
さらに・・・、
![三島村黒島](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2018/08/g-a4fGln82SHmnzOYq9eiddWMocJI3X97bu7eOz7exApX92IB.jpg)
黒島の滝 癒されスポット
黒島は水資源がとても豊富です。
みしま焼酎 無垢の蔵での仕込みはその豊富で美味しい黒島の水を原料にすることにより、
より村内産のこだわりをもった酒質の焼酎を製造できるようになります。
生まれ変わった焼酎「焼酎みしま村」の味を一人でも多くの皆様に知ってもらいたいです。
焼酎「メンドン」とは?新しく仲間入りした硫黄島産ベニオトメを使った焼酎
~特徴~
2017年より、新商品焼酎「メンドン」が発売されました。
2国指定重要無形民俗文化財に指定された、硫黄島八朔太鼓踊りに登場する鬼神面「メンドン」から商品名を頂きました。
硫黄島産ベニオトメと黒島産ベニオトメを両方使用することにより、
焼酎「みしま村」とはまた違う味わいと香りを楽しむことができます。
みなさんは、硫黄島の景観をご存じでしょうか?
大きさはコンパクトな島なのにダイナミックな活火山「硫黄岳」が隣接しています。
![硫黄島](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2018/08/jj87xtOQcatfT0u1BsIpV3yyXop_PK-m3TUJk24v-hYpX92IB.jpg)
緑の山(稲村岳)の奥にちらっと見えるのが硫黄岳
フェリーから見る硫黄島の景色は壮大ですよ!
海の色も特徴的です。
そして、この硫黄島の特殊な環境の中で育ったベニオトメは、
焼酎「メンドン」に「みしま村」とは一味ちがう芋焼酎らしい「風味」を与えます。
過酷な環境で育てないといけない硫黄島産ベニオトメの生産量が少ない中で、
原料芋はさらに高品質な芋だけを厳選しているので焼酎「メンドン」はまさに幻の焼酎です。
デザインも洗練されていて、
きれいな深いブルー色のビンに柿色のラベルは「硫黄島の海」を連想させます。
そして、ラベルには鬼神面メンドンの姿もあります。
硫黄島の景観と文化を象徴するおしゃれなデザインはお土産に喜ばれます。
~味・香り~
飲みごたえのある焼酎を求めるひとにオススメしたいキレのある口あたり。
キリっとした味わいが膨らみながらパッと広がります。
そしてメンドンを注いだグラスに顔を近づけると、
芋焼酎らしさを感じる華やかな香りが楽しめます。
~商品詳細~
内容量:720ml(4合)
度数:25度
麹:米麹(黒)
購入はこちら
三島村の思い出と一緒に特産焼酎を
以上、紹介してきました
焼酎みしま村
焼酎メンドン
この両方の商品は三島村に来島した際のお土産として、
三島村の思い出と共に味わって頂きたいと思います。
そして、
黒島に新設された焼酎蔵は、
「みしま焼酎 無垢の蔵」という名前です。
今年の秋から初の仕込みがスタートします。
もちろん蔵見学もできます。
現在着々と初仕込みに向けて準備が整っています。
お楽しみに!
焼酎好きなあなたに...
人口200人の離島で作られた
希少な芋焼酎を試してみませんか?
![](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2022/08/img_products_list1.png)
フレッシュなさつま芋の香り
焼酎みしま村
![](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2022/08/img_products_list2.png)
さっぱりとした優しい甘み
本格焼酎メンドン 720ml
![](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2022/08/img_products_list3.png)
鹿児島限定販売・お土産やお試しで人気です
焼酎みしま村 180ml
![](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2022/09/img_products_list4-1.png)
限定販売のBIGサイズ
焼酎みしま村 1800ml
![](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2022/08/img_products_list5.png)
30本限定販売
焼酎みしま村3年貯蔵原酒 柿右衛門窯記念ボトル 36度 720ml
![](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2022/08/img_products_list6.png)
まずは飲み比べしてみませんか?
焼酎みしま村/メンドン飲み比べセット グラス1個プレゼント 25度 720ml
![](https://mishima-shochu.jp/wp-content/uploads/2022/09/e1663634659505-1.jpg)
原酒ならではの飲み応え
長期貯蔵原酒 みしま村