離島で農業! サツマイモの苗を作っています【鹿児島・黒島】

さつまいもの苗づくりが本格的に始動しました!

こんにちは‼
焼酎蔵従業員(地域おこし協力隊)の末國千佳です。

2月に入りまして、ついに苗床が出来上がり、
種芋を土に埋めていく作業(伏せこみ)が始まりました。

この苗が育ち、また来年には焼酎になって売り出されるわけです。
みしま焼酎無垢の蔵の焼酎造りは、ある意味すでに始まっているのです‼

今回はそんな農作業の様子をお伝えします💪

焼酎造りや芋作りをやってみたい!
という方は、↓の記事や三島村のHPもぜひ見てみてください😊

地域おこし協力隊員募集中!【離島・酒蔵求人・黒島】

2019.02.01

 

離島で農業🍠まずは種芋のベッド、苗床になる畝をたてます

芋づくり歴半世紀以上の方の畝たてはとってもきれいで速い‼

肥料などを混ぜ込みながら畝を立てていきます。

畝ができました!

ちなみにハウス内は30℃以上の激暑です。

保温されることで2月の寒い時期でも発芽を促すことができます。

離島で農業🍠種芋を選別して畝に伏せこんでいきます

良い種芋だけを選定し、
畝に一定の間隔をあけて種芋を伏せこんでいきます。

柔らかい土の中に優しく乗せて、土をかけてあげるイメージです。
敷布団に寝かせて掛け布団をかけるのとまったく同じですね。

写真では焼酎蔵のメンバーが島で長年農業をしてきた皆さんに、
選別方法を教えていただきながら、種芋を選別する作業を進めていますね。

ちなみに黒島では、土を掘ってカマを作り、
芋を埋めておく伝統的な方法で種芋を保存しているんですよ。

離島で農業🍠種芋を伏せこんだらマルチやトンネルで保温!

ハウスではなく路地でも苗床をつくりました。

枯草や雑草、堆肥などを入れて作る苗床の作り方も昔からの知恵ですね。
微生物の分解熱で地温が上がるそうです。

こちらは保温体制万全で、
マルチを張った上にさらにトンネルを張っていますね。

これで準備は完了‼
これからは温度と水分量の管理です!

芽が出てくるのが楽しみですね👌

 

鹿児島の郷土料理の「がね」って何? 農作業の合間のおやつを紹介

ここでちょっと休憩、農作業中に食べるおやつをご紹介します😊

こちらは指宿の農家さんのところへ研修に行った際に
いただきましたおやつです。

「がね」と、ねっとり食感がたまらないベニハルカの焼き芋🍠です。

私も鹿児島に来てから初めて知ったのですが、
「がね」というのは、サツマイモのかき揚げのようなもので、
鹿児島の郷土料理だそうです。

鹿児島弁で「がね」は蟹のことで、
さつまいものかき揚げが蟹のように見えるため、
「がね」と言われているそうですよ。

「がね」は焼酎のおつまみにもおやつにもなる
とっても不思議な食べ物ですよ👏

こちらは、畑の近くで穫れたシークワーサーです。

見た目は普通のみかんのようですが、
独特の酸っぱさは残っていて美味しいんです!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

令和元年5月1日、新・みしま村が発売されます‼
みしま村を購入できる酒屋さんの情報(電話番号等)については、
こちらの記事をご覧ください。

【鹿児島芋焼酎】焼酎みしま村は三島村内の酒屋で購入できますよ-黒島編-

2018.10.08


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