サツマイモの植え付け、そして黒島に梅雨到来!【サツマイモ栽培2】

こんにちは

みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。

前回の記事で書いた通りなのですが、サツマイモの苗が育成不良です。

苗床の生育不良!焼酎プロジェクトのピンチ【サツマイモ栽培】

しかし黒島島民はサツマイモ栽培の経験豊富な方々です。

早々と自分たちの畑の植え付けを済ませている方も多く、なんと・・・、

「苗が足りないなら、うちの苗を提供するよ~。」

と言ってサツマイモの苗を提供して下さる方が!

こうして苗不足を補填しつつ、無事老人会による植え付け作業を行う事が出来ました。

私にとっては4年目の植え付けシーズンです、今回はその様子を書いていきたいと思います。

老人会農園の植え付けの様子

苗不足が続き、3回目の採苗にしてようやく老人会農園の植え付けを大里老人会の皆様と行う事が出来ました。

老人会のある方は

「今年は植え付けが遅いから大丈夫か心配しとったよ~」

とおっしゃっていました。

ご心配おかけしました!

この日は天気予報によると雲が多そうな予報でしたが、カンカン照り。

苗と作業者にとっては厳しい日差しの中で植え付けになりました。

ちなみにマルチを張ってから植え付けまで日数が空いたため・・・、

まずは畑の雑草を綺麗にするところからスタートでした。

雑草を綺麗にしたら、さっそく植え付け。

老人会農園に1425本の苗を植え付けました!

植え付けた次の日は雨が降ったので、無事に活着してくれた様子でした。

造成畑の植え付けの様子

そして4回目の採苗に加えて、島民の方々からの苗の提供もあり造成畑にも植え付けをすることができました。

この造成畑は、隅っこにトンネルを張って苗床も作っている畑です。

面積で言えば17a=1700平方メートルあります。

黒島では山を切り開いて畑にしているところが多いので、この17aはとても広いです。

この造成畑に1850本の苗を植え付けました。

既に梅雨入りしていたので、雨が続き畑が水田のようになっている箇所もありました。

ぬかるみが酷いところは木の板を敷いて足場にしながら植え付けました。

畝間の排水には気をつけないと病気の原因にもなるようです。

ここの圃場は他の畑よりも水はけが悪いので、早めに対策を考えます。

老人会長の畑にも植え付けました

今回は造成畑と、老人会長の畑にも苗を植え付けました。

この畑は老人会農園と並んで収穫量が多い畑です。

1回目、2回目の採苗が本数が少なかったので、この畑に自分たちでチマチマ植え付けていたのですが、今回の植え付けで全ての畝に苗を植え付けることができました。

メインの畑ですので、植え付けが終わって少しホッとしました。

梅雨に入った黒島の様子

降水量がドッと増え、植え付けた苗たちは大丈夫かなと心配になる日が増えてきました。

畑の様子を見に行ってみると、川のように水がドバドバ流れていたりします。

マルチをしているので、ある程度は持ちこたえてくれるのですが心配になります。

週間天気予報もほとんど傘マークだったりして、黒島は霧が濃い日が増えてきました。

ぬるいプールの中に浸かっているような感覚を覚えるくらい湿度が高い日もありますが、

これも「離島の四季」って感じがして良いのかもしれませんね。

私的には梅雨時期の黒島は、鬱蒼とした森林の雰囲気があり、リラックスできて好きです。

 

今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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