地域おこし協力隊ってどんなことをしているの?昨年の活動を振り返る、一緒に焼酎みしま村を作りませんか?
こんにちは
地域おこし協力隊の坂元です。
協力隊2年目の夏がきましたが、
この時期から今年の猛暑を予感させる暑さが続いています。
昨年の夏といえば、
地区の草刈りやベニオトメのお世話に汗を流したことが思い出されます。
枕崎沖スタートで、三島村がゴールのヨットレースMISHIMA CUPも大盛り上がりでした。
上の写真はMISHIMA CUP夜の交流会です。
レース参加者の方々がステージで踊っているシーンです。
さて今回は、
テレビや新聞にも取り上げられる機会がちらほらある、地域おこし協力隊のことや
私たちが取り組んでいる焼酎プロジェクトについて紹介していきます。
昨年のおさらい、地域おこし協力隊って何をしているの?
Table of Contents
地域おこし協力隊という名前は最近よく聞くようになりましたが、
そもそも何をしている人たちなんでしょうか?
地域おこし協力隊とは、
都市圏や地方都市に人口が集中し、人口減少や高齢化が進む地方に、
その地域外からの移住者を受け入れ、定住・定着を促しながら、
地方の発展と活力を取り戻すことを目的とした制度です。
では地方の力が弱まってきている中で、
一体どのような活動が行われているのでしょうか。
そこで、私の昨年の主な活動を月ごとに振り返りながら紹介します。
地域おこし協力隊活動記録~4月~
引っ越し、地区歓迎会、畑焼き・耕うん、村道伐採
引っ越した週に地区の歓迎会を開いてもらいました。
黒島の歓迎は子供たちが俳句を詠んだり、歌があったり、
美味しい料理が出てきたり、とても印象に残る歓迎会でした。
あと、去年の芋づるが畑に残っていたので、
枯草なども一緒にして、畑焼きをしました。
これをすることで、
雑草の種が燃えるのと、土壌改善にもなります。
また、村道を綺麗に保つために行われる村道伐採もありました。
写真は村道伐採の時に撮ったものです。
こういう作業中は熱中症にならないように、
休憩をはさみながら作業をします。
地域おこし協力隊活動記録~5月~
特攻平和記念祭、畝立てマルチ張り、採苗、植え付け、枕崎少年の船、老人会らっきょう収穫
5月の上旬に、ベニオトメ栽培の準備が本格化します。
畝を立てたり、マルチを張ったり、苗を準備したりします。
準備が完了したら、老人会の力を借りて、植え付け作業があります。
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三島村のベニオトメ栽培について、老人会や農家の方々の協力を頂いて10年以上栽培しています。
とにかく初めての経験が多く、覚えることが多かったです。
そして、5月は特攻平和祈念祭や枕崎少年の船などの地域の行事もありました。
地域の行事にも参加し、黒島に慣れてきた頃でした。
地域おこし協力隊活動記録~6月~
育苗研修、移住フェア、焼酎プロジェクト推進協議会
ベニオトメ栽培の安定化にとって重要な育苗についての研修を、
JAそお鹿児島大隅育苗センターへ行き、受けてきました。
鹿児島県のさつまいもの栽培面積は年々減少してきており、
さらに農家の高齢化も進み、小規模農家にとっては
厳しい現状もあるということを学びました。
そのため、育苗・採苗の省力化・軽労化は大事なポイントになってきます。
また、東京で開かれた移住フェアに参加し、三島村をPRしてきました。
他にも全国から移住者を募集している自治体が参加していて、
こちらにとっても良い刺激になりました。
そして下の写真は、東京の神楽坂にある離島キッチンというお店で撮ったものです。
期間限定で三島村の食材メニューをふるまっていました!
そして、3つ目に書いてある「焼酎プロジェクト推進協議会」とは、
外部の専門家や有識者、地域住民が参加し、新設焼酎蔵の運用や活動を検討し、
特産品しょうちゅうの現地製造をサポートするための協議会です。
地域おこし協力隊活動記録~7月~
MISHIMA CUP、県道伐採、海岸清掃、つる返し
冒頭にも書いた硫黄島の一大イベント、
ヨットレースMISHIMA CUPがありました。
私は夜の歓迎パーティのお手伝いとして参加しました。
とにかく参加者の皆さんの熱量がすごかったです。
あと、片泊地区の海岸清掃作業にも参加しました。
とても綺麗になり、この後いただいたジュースがとても美味しかったです!
また、7月はベニオトメの伸びたツルをせっせと返したり、雑草を抜いたり、
毎日たくさん汗をかいていました。
地域おこし協力隊活動記録~8月~
盆踊り、夏祭り、ジオパーク推進協議会、つる返し
盆踊りは黒島の大里に伝わる踊りで、覚えるのがすごく難しいです。
しかし、流れるように踊る島民を見ていると、いいなぁと感じました。
写真は踊りの練習後の休憩の様子です。
練習した後は語らいます。
そして、地区の夏祭りでは、
食べ物の出店を地区のみんなで協力して出しました。
帰省してくる人も多い中で、
ステージの上で自己紹介のあいさつをしたことが思い出されます。
最後は地区民によるカラオケ大会になり、大盛り上がりでした。
また、三島村はジオパークにも認定されていることもあり、
ジオパーク推進協議会にも参加しました。
写真は黒島にある塩手鼻という所です。雄大な景観ですよね。
まだまだたくさんある三島村の美しい自然は、
ジオパーク活動や三島村の発展には欠かせないものです。
地域おこし協力隊活動記録~9・10・11・12月~
いちき串木野市にある濵田酒造伝兵衛蔵にて酒蔵研修
濵田酒造伝兵衛蔵で3か月研修をしました!
伝兵衛蔵研修と2月の奄美の研修については、別の記事で詳しく書きます。
とても中身の濃い研修を行うことができました。
焼酎造りは、学ぶことが多く、新しい知識を頭に入れるのが大変でしたが
新しいチャレンジはとても楽しいものだと感じました。
写真は仕込みの様子です。
体力を使います!
地域おこし協力隊活動記録~1月~
硬質ハウス苗床作り
大里には、硬質ハウスがあります。
これを活用しない手はないということで、中を整理して苗床にしました。
どんなやり方が良いのか、まだまだ試行錯誤しているところです。
地域おこし協力隊活動記録~2月~
奄美大島名瀬市にある西平本家にて酒蔵研修
奄美は黒糖焼酎の製造が盛んです。
しかも、芋焼酎の仕込みの時期とはずれているので
1か月間、研修をさせてもらいました。
写真は作業中の様子です。
製造だけでなく事務的な勉強もできて、良い経験になりました。
地域おこし協力隊活動記録~3月~
種芋伏せ込み、畑耕うん、施肥、トンネル苗床作り
硬質ハウス内への種芋の伏せ込みや、
ウイルスフリー苗の親株を育てるためのトンネル苗床を作ったりしました。
3月は日にとよって寒暖差が激しく、また突然寒気が流れ込んだりして、
温度管理がとても難しい時期でした。
暑さにも、寒さにも耐えてくれたベニオトメに感謝です。
という上記の様な1年を過ごしました。
私の活動は焼酎プロジェクトに関することがメインです。
この焼酎プロジェクトを通して、島の発展と、自分の収入源を確保し、
まずは自分がこの地域に定着できるようになることを目指しています。
全国にはたくさんの地域おこし協力隊が活動していて、
1年~3年の間、地域おこし協力隊として活動できます。
基本的には、その地域に適した事業や仕事を見つけ、
生計を立てられるようになることを目指して日々活動しています。
黒島で地域おこし協力隊になりませんか?
私は地域おこし協力隊として、焼酎プロジェクトに関わっています。
焼酎プロジェクトは、黒島の新設焼酎蔵「みしま焼酎 無垢の蔵」で
特産品しょうちゅうを造ることを目的として活動をしています。
島民と役場と外部の専門員の方々と協力して、
ベニオトメ栽培や、運営方針を決めたりしているのですが、
何よりも島の現場で働く人が重要になってきます。
現在、黒島の地域おこし協力隊として私が2年目の活動をしていますが、
今後の焼酎プロジェクトの計画を考えると、もう1人必要になります。
黒島で一緒にベニオトメを栽培したり、焼酎の仕込みに関わったり、島での生活を満喫しませんか?
地域おこし協力隊の募集は現在していません。
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