炭焼き窯跡探索をしてきました!周辺までたどり着いたものの・・・?
こんにちは
みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。
黒島にも春が到来し、晴れた日は気候が良く、暖かい空気感が気持ち良いです。
朝焼け
今朝は良い感じの天気でしたが
昼ごろから曇天からの豪雨!
ザッと降って通り過ぎました pic.twitter.com/I3oTwjoDt6— Kosei@三島村黒島 (@kousei1991) March 16, 2021
そんな晴れていて散策には持ってこい!のとある週末、
役場定住促進課の職員さんと、黒島の撮影に来島していたカメラマンさんと3人で黒島の炭焼き窯跡を探索してきました。
その様子を書いていきます。
ヒントをもとに炭焼き窯跡探索!
黒島の南側は島沿いに村道が走っていて、その村道を大里地区から車で15分ほど進むとオビラセという区域に着きます。
昔は炭焼きの人たちがここに住んでいたと聞いたことがありますが、今は人里などは無くなっていて、牧場や採草地が広がっています。
大里区長さんや牧場の伐採をしていた島民の方々からオビラセの炭焼き窯跡の場所や目印を教えてもらいました。
教えてもらった内容
・オビラセの村道沿い左手にある牧場の中にある
・牧場には川が走っていてその付近まで行く必要がある
・川沿いに空(うつろ)御前のお墓があり、川を渡った近く
メモをしていなかったので、正確ではないかもしれませんが。
話によると一番綺麗に残っている炭焼き窯跡らしいので、なんとか見つけてこの目で確かめたいです。
オビラセの牧場を探索!
オビラセの牧場はリュウキュウチクが生い茂っていて本来ならどこから入るかすら迷うところでしたが、ちょうどタイミングよく入口が伐採されていたのでラッキーでした。
しばらく進んでいくと水の流れる音が聞こえるので、樹が茂っている谷に降りてみることに。
谷には川が流れていて、大樹や若木が育っていました。
どうやら谷沿いの樹々は伐採されずに、竹林にならず森林がそのまま残ったようです。
そして教えてもらった通りに、川沿いには空御前のお墓がありました。
ブレてしまっていますが、写真中央の石が組まれていて、竹が2本立っているところです。
ちなみに空御前とは・・・、
昔、遠い国の若い姫がウツロ舟に乗ってカザシタに漂着した。
姫は根限りの力を込めて陸をよじ登った。
しかし村に出て助けを求めることもできず、道のわきにある岩によりかかって死んでしまった。中略
大正時代になって、炭焼きが住み着いていたが、夜な夜な不思議が起きるので、姫の祟りと思い、
姫を祭る小社を建て、姫が寄り掛かって死んだ岩のところに花を捧げるようにしつらえ花立といった。
それからは不思議なこともなく若い娘が通っても大丈夫だという。『Tour Guide Manual 黒島』より
ここは今でも、大里地区の人々が清掃をしにくる場所です。
と、ここがヒントで聞いた場所なので近くに炭焼き窯跡があるはず!!
しばらく探索しましたが、見つけられず・・・。
この日は自分が他の用事があったため、潔く撤収!
それでも黒島で自分が踏み入れたことのない場所に行けて、良い探索になりました。
ちなみに、炭焼き窯跡はほかにもあるそうです。
この記事で出てくる、登山道沿いの炭焼き窯跡もまだ見つけていないので、これからの暖かい季節に探索します。
今回の記事はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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