こんにちは
みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。
3月に入り、サツマイモの苗作りや畑作りなどの野良仕事が増えてきました。
苗床も毎日生長してくれています。
葉が大きくなってきています!
15センチくらいでしょうか
濃く大きく育って欲しいです😊 pic.twitter.com/SF8vbyoysC— Kosei@芋焼酎&芋栽培 (@kousei1991) March 19, 2021
昨年、苗作りが遅れてしまい植え付けが遅くなった経験を活かして、今年は更なる工夫と注意を加えているところです。
2018年頃からサツマイモ農家に大きな被害をもたらしている基腐病対策も欠かせません。
ということで今回の記事では、ベニオトメの健全苗作りの日々の様子を書いていきます。
育苗の日々の3点セット【天気確認・観察・散水】
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私たちはハウス苗床と露地のトンネル苗床の2箇所で育苗をしています。
種芋の萌芽・生長には温度と水管理が大切です。
毎日の天気確認は必須事項で、カンカン照りの日は午前中に散水や室温管理をします。
それでも夕方ごろには畝の表面が乾いているので、たっぷりと水を与えます。
曇りや雨の日は地温が下がってしまうため散水はしませんが、観察や除草に専念できます。
天気予報アプリで、ある程度その日の空の様子が分かるので1日のスケジュールの組み立ては天気確認から始まります。
頻度は少ないですが、土壌採取をして成分を見る時もあります。

ハウス内で塩類集積が起きない様にするためです。
苗を観察して異常を見つけ出す
今年の苗床の世話で一番気をかけているのは、観察です。
よく観察しているのは葉っぱの色、シワ、形、大きさ、枚数、芽の本数、畝の状態などです。
そしてできるだけ写真で様子を残すようにしています。
数秒見ただけでは健康そうな苗もじっくり見ると他の苗と様子が違う葉があったり、色が薄かったり、毛虫に食べられていたりします。
近年は特に基腐病が流行っていて、様子がおかしい苗は除去するようにしています。
種芋の端が変色し、シワがよっていたり、ブヨブヨしていたら要注意です。

これは実際に苗床に伏せ込んであった病気の種芋です。
伏せ込む前には病気の症状が表面化しておらず、徐々に進行していた様です。
こまめに雑草や虫を見つけて取り除く
2月は野良まわりがほぼできなかったので久しぶりに露地苗床を見に行ったら、なかなかスゴいことになってました。
今年も雑草との闘いが始まりますな。
虫も増えて、鳥の鳴き声が近くなった気がする☀️ pic.twitter.com/5FB29LtaDz— Kosei@芋焼酎&芋栽培 (@kousei1991) March 4, 2021
天気の良い日は進んで畑仕事に出る様にしていますが、気を抜くと雑草や虫が増えて、スゴく大変な思いをします。
観察中に雑草があったらこまめに抜き、毛虫は駆除するように心がけています。
少し話が脱線しますが、旧暦の七二候(季節を表す方式の1つ)には3月上旬に「蟄虫啓戸(すごもり虫戸をひらく)」という短文があります。
そのままの意味で「冬籠りの虫が地上に出てくる時期だよ」という意味なのですが、本当にその通りで、この時期あたりから「虫が増えたなぁ」と感じました。
こういう経験を基にもっと観察力を磨きたいと思います。
調子が良いミニ苗床【種芋のサイズが小さかった・・・】

2月3日に自作したミニ苗床が元気よく育っています。
ほとんど放置しているのですが、芽がグングン伸びています。
しかし、種芋のサイズが小さすぎたためか萌芽する本数が6本前後と少ないです。
来年はもっとサイズの大きな種芋を残して、種芋1つあたりの萌芽数を増やそうと思います。
これも良い経験でした。
今回はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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