どうも!
鹿児島の離島黒島に移住してきて、焼酎の消費量がかなり増えている須田です。
「焼酎をよりおいしく飲みたい!」ということで、黒島にある焼酎蔵の【無垢の蔵】に焼酎のおいしい飲み方を聞きに行ってきました。
というわけで、今回は、基本的な飲み方から、ちょっと変わった応用編まで、焼酎のおいしい飲み方をご紹介していこうと思います。
焼酎の飲み方(基本編)
Table of Contents

まずは、焼酎のオーソドックスな飲み方をご紹介します。
- ストレート
- ロック
- 水割り
- お湯割り
これらは、焼酎本来の風味や味を味わうことが出来る飲み方です。
それでは、それぞれの飲み方の特徴や良いところをもう少し詳しくご説明します。
ストレート

ストレートは、水などで割ることなく、氷も入れずにそのまま飲む飲み方です。焼酎本来の味や香りをダイレクトに感じることができます。
原材料の風味や味わいが残りやすい本格焼酎などを飲むときにおすすめのスタイルです。
焼酎はビールやワインなどの醸造酒と比べるとアルコール度数が高いので、焼酎をストレートで飲む場合は、水など(チェイサー)と交互に飲むといいですね。
ストレートのおいしい飲み方
「温度」にこだわってみる
焼酎は温度によって香りや味が変化します。なので、自分好みの味の温度を探してみたり、気分で変えてみるのもいいと思います。
- 常温(18~20℃位)
正確な焼酎の香りや味を感じやすい温度です。テイスティングでも使われる温度のようですね。より焼酎本来の味を味わいたい時におすすめです。
- 冷蔵庫で冷やす
温度が低くなることで味が引き締まり、キリっとした飲み口になります。
- 冷凍庫で冷やす(パーシャルショット)
さらに飲み口のキレが増して、アルコール感が和らぎ飲みやすくなり、そのあと口の中で温度が上がり焼酎の風味や味が広がります。
凍る手前のトロトロの状態がおすすめなので、初垂れなどのアルコール度数が高い焼酎がおすすめです。(20度・25度の焼酎だとシャリシャリになるかもしれません。それはそれでありですが…)
ロック

ロックは焼酎に氷を入れて飲む飲み方です。
氷で焼酎が冷えることで、アルコールの刺激や香りがまろやかになって、すっきりした飲み口になります。また、氷が徐々に溶けてくるので、風味や味の変化を楽しむことができます。
ロックのおいしい飲み方
「氷」にこだわってみる
自宅でおいしく焼酎ロックを飲むなら、家庭で水道水を凍らせた氷ではなく、コンビニやスーパーなどで売っている市販の氷を使うのがおすすめです。
家庭用の冷凍庫で作った氷は不純物が入ってしまい、焼酎の味を邪魔してしまいますし、溶けるのが早いので不本意に焼酎の味が薄くなってしまうことがあります。
市販の氷は不純物もほとんどなく溶けるスピードも遅いので、焼酎そのものの味をゆっくり楽しむことができます。
水割り

水割りは、グラスに氷を入れて焼酎を水で割って飲む飲み方です。
アルコールを薄めてすっきり軽やかに飲むことができますし、自分好みの濃さに調整することもできます。
「知ってるわ!」という感じだと思いますが、突き詰めると結構奥が深い飲み方です。
水割りのおいしい飲み方
「水」にこだわってみる
割る水によって焼酎水割りの味は結構変わります。
一般的には、癖がなくまろやかな口当たりの軟水が焼酎に合うと言われていて、焼酎を製造する際に使われる水も軟水が多いようです。
個人的にも飲み口が柔らかい軟水で作る水割りが好きですが、味の好みは人それぞれだと思いますので、硬水や温泉水、水素水、沸騰させた水道水など、自分好みの味を探して色々試してみるのもいいと思います。
「比率」にこだわってみる
当然ですが焼酎と水の割合で、焼酎水割りの味わいは変わります。
- (焼酎6 : 水4)通称・ロクヨン
焼酎の味や香りをしっかり感じられる
※アルコール度数15%程度(25度の焼酎の場合)
- (焼酎5: 水5)通称・ゴーゴー
香りがマイルドになりアルコール度数も下がるので飲みやすくなる
※アルコール度数12.5度程度(25度の焼酎の場合)
- (焼酎4: 水6)通称・ヨンロク
さらに焼酎の主張がマイルドになりかなり飲みやすくなる
※アルコール度数10度程度(25度の焼酎の場合)
一般的にはロクヨンが黄金比率と言われているようですが、焼酎の銘柄や状況によっても変わってくると思いますので、自分の黄金比率を探してみてください。
「前割り」してみる
前割り焼酎というのは、焼酎と水を好みの比率で割ったものを数日間寝かせたものです。
あらかじめ割ったものを寝かせることで、焼酎と水がよくなじみ口当たりがまろやかになります。(寝かせるとアルコールの分子の周りを水の分子が取り囲むので、アルコールの刺激がマイルドになるようです。)
- 前割焼酎の作り方
①焼酎水割りを造る
②冷蔵庫で3日~1週間程度寝かせる
とても簡単ですね。はじめは、ロクヨンの比率で軟水を使った焼酎水割りの前割り焼酎を造るのがおすすめですが、好みに合わせて調整してください。
また、1日寝かせただけでも味がまろやかになっているのが感じられると思います。寝かせる日数と味の変化も楽しんでみてください。
お湯割り

お湯割りは、焼酎をお湯で割って飲む飲み方です。
温度が上がることで焼酎の香りや味わいが引き立ちますし、なんだかホッとします。
お湯割りのおいしい飲み方
「温度」にこだわってみる
一般的にお湯割りに最適な温度は、40℃~45℃と言われています。
熱すぎると焼酎の風味が飛んでしまいますし、ぬるすぎると常温で飲んでいるのとあまり変わらない感じがするので、個人的にもこのくらいの温度が焼酎の風味や味を感じられるかなと思います。
ただ、ここも好みが別れるところだと思いますので、色々な温度を試してみるのもいいと思います。
「割る順番」にこだわってみる
焼酎が先かお湯が先か問題ですが、お湯が先で焼酎が後というのがいいとされています。
お湯と焼酎の比重の関係で、お湯を先に入れると対流が起きてよく混ざり、焼酎の味がまろやかになると言われていて、実際に両方試してみると味の違いを感じることができると思います。
「グラスの大きさ」にこだわってみる
お湯割りを楽しむなら小さめのグラスがおすすめです。
大きなグラスだとせっかく適温で造っても、後半はさめてお湯割りの良さがなくなってしまいます。
最適な温度で飲み切れる位のグラスの大きさがおすすめです。
焼酎の飲み方(応用編)

焼酎の飲み方に決まりはないので、アイディア次第でかなりたくさんの飲み方があると思いますが、ここでは、その中からいくつかチョイスしてご紹介します。
- 金魚割り
- カッパ割り
- 梅干し割り
- ショウガ割り
- わさび割り
- コーヒー割り
- 牛乳割り
それでは、それぞれをもう少し詳しくご紹介します。
金魚割り
金魚割りは、焼酎に大葉と唐辛子を入れて飲む飲み方です。大葉のさわやかな風味と唐辛子の刺激でぐいぐい飲んでしまいます。ちなみに、大葉と唐辛子をグラスに入れると金魚に見えることからこの名前が付いたようです。(唐辛子が体・大葉が尾ひれ?)
カッパ割り
カッパ割りというのは、焼酎にスティック状や輪切りにしたキュウリを入れて飲む飲み方です。メロンのような風味を感じることが出来ると思います。
梅干し割り
梅干し割りは有名ですね。焼酎に梅干しを入れて飲む飲み方です。個人的には焼酎のお湯割りに梅干しを入れるのが好きですが、水割りでも炭酸割りでも合うと思います。
ショウガ割り
焼酎のお湯割りにすりおろしたショウガを入れて飲む飲み方です。はちみつを入れてもおいしいですね。寒い日には体が温まりますよ。
わさび割り
焼酎にわさびを入れて飲む飲み方です。個人的にはあんまりでしたが、わさび好きの方にはいいかもしれません。
コーヒー割り
焼酎をコーヒーで割る飲み方です。個人的には焼酎のアルコールの感じとコーヒーが相まっておいしいと思いました。コーヒー好きの方は一度お試しあれ。
牛乳割り
焼酎を牛乳で割る飲み方です。何となく気持ちが悪い感じがしますが、牛乳が好きな方は一度試してみてください。意外と合います。
焼酎みしま村は焼酎そのものの味がわかる飲み方がうまい!

私が移住してきた鹿児島県三島村の黒島には、無垢の蔵という焼酎蔵があって、みしま村という本格芋焼酎を造っています。
黒島のさつま芋と湧き水から作られた「焼酎みしま村」は、香りや甘味のバランスがいいので、焼酎自体の味がよくわかる今回ご紹介した基本編の飲み方で飲むのがおすすめです。
私事ですが、みしま村を飲んでから焼酎にはまってしまい、記事の冒頭にも書きましたが、どんどん酒量が増えてしまっている今日この頃です…
まとめ
いかがだったでしょうか?普段何気なくしている飲み方も少しこだわって作ってみると新たな発見があるかもしれません。
焼酎の飲み方に正解と言うのはないと思いますので、いろいろ試してお気に入りの味を探してみてください。
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