あけましておめでとうございます。焼酎プロジェクトの新年の抱負や計画について

新年あけましておめでとうございます。
今年も焼酎プロジェクト及びみしま焼酎 無垢の蔵をよろしくお願い致します。

みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。
早速ですが2019年の最初の記事は、
焼酎プロジェクトの新年の抱負や計画について書いていきたいと思います。

焼酎プロジェクトに対する抱負と新年の計画

2018年は大きな変化のある年になりました。
そして、その大きな変化はたくさんの影響を私に与えました。

その大きな変化とは、ずばり杜氏になったことです。

「杜氏になった」と書きましたが、焼酎プロジェクトに参加したのは昨年4月のこと。
その前は3年間教師をしていましたから、焼酎造りは本当に未熟な私です。

どうしてこの工程が必要なのか?
どうしてこの道具はこの使い方なのか?

技術支援を頂いている濵田酒造の方々から日々指導を頂きました。
その中で自分自身、変化していく必要があると感じました。

そして2018年を振り返ってみて、こういう自分で在りたいという2019年の抱負は・・・、
自分の考えを行動に移すこと
ですね。

2018年を振り返ると、
杜氏という役割を三島村から頂いてから、身の回りの変化があまりにも多く、
自分自身の考えを整理するということを怠っていた様に思います。

考えが変われば結果も変わる

これも今回の技術指導の中で教わったことの一つです。
考えたことしたことを整理・消化して、行動に移す習慣をしっかり付けようと思います。

今年も芋栽培から始まり、焼酎の仕込みがあります。
さらに、新焼酎みしま村(仮名)の発売もあります。

いよいよ世の中に新焼酎みしま村を出すことができる年です。
みしま焼酎 無垢の蔵にとって、難しい舵取りが増えてくるはずです。

身の回りの変化にしっかり対応し、考え方・行動に反映させていきたいと思い、
自分の考えを行動に移すことを抱負に上げました。

さて、

今年の計画ですが、
まずは苗床に関してから。

昨年から大里の硬質ハウスを使用しての育苗が始まりました。
ハウスを利用して室温・地温を上げ、種芋の発芽を促して早めに植え付けをする。
という計画を立てていましたが、結果なかなか発芽せず・・・。

原因は地温が上がりきっていなかったことだと思われます。
室温を上げても、地温がそれについてきていなかったのだと指摘をもらいました。

発芽が遅れると当然植え付けの時期に影響します。
芋栽培にとって重要なことです。

地温上げの対策として、
ハウス内の全面的な耕うんと、伏せ込んだ後にさらにビニールトンネルを張ること
をしていきます。

まだまだ外気が寒い2月の上旬に種芋を伏せ込む予定です。

不安要素としては、昨年の台風19号の影響で
ハウスの外装ビニールが剥がれていること・・・。

修理の依頼をしていますが、間に合うのでしょうか。
離島の難点のひとつですね。

そして、計画とは言えないかもしれませんが、
今年は昨年より畝を上手に立てるという密かな目標もあります。

昨年からトラクターを導入しました。

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焼酎みしま村と焼酎メンドンの原料芋としてベニオトメを使用しているその訳

初めてのトラクターでの畝立てとマルチ張りだったということもあり、
畝の幅が広く、高さが低い畝を立てたり、畝間の間隔が広かったりしました。

今年はそこをもっと上手く畝立てを行い、収量アップを狙います。

3月にはこの畝立てとマルチ張りを終わらせる予定です。
そのためには早めに圃場の耕うんと施肥に取り掛からないといけません。

これらは、4月の上旬から植え付けを始めるためです。
昨年はゴールデンウィーク明けから植え付けだったので、1か月早める予定を組んでいます。

そして、昨年は圃場に雑草が伸び放題だった部分もあったので、そこもケアしていきたいですね。
恥ずかしながら、昨年やっと草払い機の扱い方をマスターしましたので、雑草や竹に負けないように畑の管理をしていきたいと思っています。

そして、蔵については、
現在話し合われているところではありますが、見学の受け入れ体制の密な整備や、
発売会に向けた企画を成功させたいと考えています。

みしま焼酎 無垢の蔵は離島にあるだけに、
本土と同じような体制づくりが難しい一面があります。

1つ1つ課題をクリアしていく必要があります。
焼酎プロジェクトの組織的で計画的な動きが試される年になりそうです。

焼酎プロジェクトメンバーから新年の挨拶及び抱負

それでは、新年ということで、焼酎プロジェクトメンバーからご挨拶させていただきます。

三島村役場 焼酎担当の飯田より

平成30年「みしま焼酎 無垢の蔵」が完成しました。
平成28年より動きだしいろいろな苦難を乗り越えてきました。
濵田酒造さんを始め、国・県といろいろな方の支援をいただき、どうにかここ
までたどり着きました。
焼酎も出来上がり、これから更に販売・PRに向けての活動が始まります。
気を引き締めて、杜氏坂元さんのサポートをしていきたいと思います。
みしま村 焼酎プロジェクトブログをご覧の皆さん、うんまか(美味しい)焼
酎を期待してください!

焼酎蔵従業員の末國より

あけましておめでとうございます。
焼酎蔵従業員の末國です。

昨年10月に移住し、蔵での仕事を始め、約3か月が経ちました。
畑で芋、蔵で芋、家でも芋。
芋まみれの3か月が終わりました。

もともと離島が好きで黒島に移住し、
もともとお酒が好きで焼酎蔵で働き始めましたが、

畑や蔵での仕事を通して、
離島に対する愛情も焼酎に対する愛情も深まった
3か月だったように思います。

ついに今年の5月から
三島村の中で造った「みしま村」が発売されます!

島民の愛情も一緒に瓶詰めした「みしま村」を
ぜひ味わっていただければと思います。

今年も、よろしくお願いいたします!

Webまわり担当の藤原より

あけましておめでとうございます。
焼酎プロジェクトブログのWebまわり担当の藤原です。

2018年は、焼酎プロジェクトブログを立ち上げることができて、それを色んな方に読んでいただけてうれしいです、ありがとうございました!

「移住後、こういう活動もやってるよ!」と東京や兵庫などの家族や知り合いに話すと、興味をもって読んでくれて、
「どういうことをするのがよいのかな?」
「島の方たちはどういったことがやりたいのかな?」
「こういうことができる。こういうことをするのがいいんじゃないか。」
みたいな話が出ることも多く、発信してつながる、ということを実感として感じています。

また、ブログに協力してくださった皆さんとのやりとりで色々考えることや学ぶことも多いです。
私自身、ブログを通してつながることで(移住前と全然違うので大変なこともありますが、)よい経験をさせてもらってます。
2019年はブログなどを通じて、さらに三島村の魅力等をうまいこと色んな方にお伝えできるように協力できればと思います。

こちらをよんでいる皆様も何か良い案や、ご協力いただけることがあれば、是非コメントやお問合せなどからお知らせください。
もちろん、黒島で遊びに来られ直接行っていただくのも大歓迎です。ぜひ遊びに来てください!

そういったことがプロジェクトメンバーの力になります、よろしくお願いします!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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