気になる焼酎のカロリーを解説!【結論100gで146kcal】

こんにちは、

みしま焼酎 無垢の蔵 杜氏の坂元です。

 

日々の仕事の疲れを吹き飛ばしてくれる焼酎。

幾度かの焼酎ブームを経て身近なお酒としてのポジションを得て、特に鹿児島では晩酌といえば芋焼酎という人も多いですよね。

 

身近なお酒だからこそ、焼酎は太るのか?カロリーは?健康的な飲み方は?

などなど、気にしている方が多いと思います。

そこで、今回の記事では焼酎のカロリーや健康が気になる方にもオススメの飲み方を紹介します。

焼酎のカロリーについて【100g=146kcal】

近年、糖質制限ダイエットなど、いろいろなダイエット法がテレビやインターネットなどで紹介されていますが、やはりカロリーが気になるというダイエット中の方もいらっしゃるかと思います。

カロリー制限ダイエットとは、食べ物から摂取するカロリーを少なくして、消費するカロリーの方を多くすることで体重を減らす方法ですね。

 

さて、飲み会・晩酌で飲まれることの多い、焼酎のカロリーはいくらでしょうか?

文部科学省のホームページに日本食品標準成分表というデータがあったのでそれを参考に調べてみました。

調べた結果、単式蒸留焼酎(25%)の100gあたりのカロリー数は、146kcal でした。

※少し違うのですが100gは100mLくらいだと思ってくださいね。

覚えましたか?

単式蒸留焼酎(25%)⇒146kcal

では、他のお酒の100g分のカロリーと比較してみましょう。

ビール 淡色 (4.6%)  ⇒40kcal

ぶどう酒     (11.5%)⇒73kcal

清酒 純米酒 (15.4% )⇒103kcal

単式蒸留焼酎(25%)⇒146kcal

ウイスキー  (40%)  ⇒237kcal

ジン           (47.4%)⇒284kcal

こうして比較してみると分かりやすいですが、

「焼酎の146kcal」って、ビール・ぶどう酒・清酒などに比べて高カロリーに見えます。

 

ここで少し焼酎のカロリー計算をしてみましょう。

 

アルコール度数25%の焼酎100gの体積は103mLくらいです。

つまり103×0.25=25.75mLはアルコール、つまりエタノールということになります。

エタノールの密度が 0.789g/mL なので、

エタノールだけの質量が、25.75×0.789=20.3g

エタノール1gあたりのカロリーは7kcalなので、

エタノールだけのカロリーは20.3×7=142.1kcal

 

なるほど、やっぱり焼酎25%100gは146kcalくらいなんでしょうね。

しかしながら焼酎は割って飲む人が多いですよね。

もちろん水やお湯で割った焼酎100gのカロリーは146kcalより低くなります。

水割り・お湯割りを適度な量飲むくらいではそこまで摂取カロリーは高くなりません。

焼酎の種類を解説、糖質とカロリーについて

焼酎には、製造方法の違いにより
単式蒸留焼酎(焼酎乙類・本格焼酎)連続式蒸留焼酎(焼酎甲類)があります。

 

また、主原料の違いによって、
米焼酎・麦焼酎・芋焼酎・黒糖焼酎・蕎麦焼酎・栗焼酎・泡盛など
様々な種類の焼酎があります。

 

そして先ほども参考にしていた

文部科学省の日本食品標準成分表では、

連続式蒸留焼酎も、単式蒸留焼酎も炭水化物は0gとなっています。

 

これが蒸留酒の大きな特徴で、

特に本格焼酎は主原料に何を使っているのかを考えなくても、炭水化物は含まれません。

炭水化物を含まないということは、糖質も含まないので糖質制限をしている方も安心して飲めます。

こちらの記事でさらに焼酎と糖質について詳しく知ることができますよ。

焼酎に糖質って入ってる?焼酎と糖質について生産者が詳しく解説!

2019.11.04

ところで、

糖質は含まないかもしれませんが先ほど計算した通り、アルコールにはカロリーがありますので、

100g当たりのカロリーを抑えられるという点では、焼酎を飲むときは水やお湯で割ったものが良いかもしれませんね。

カロリーが気になる人にもオススメの焼酎の飲み方とは?

ここからは、話を広げてカロリーが気になる人にもオススメの焼酎の飲み方を解説していきたいと思います。

 

まず基本的に、水割り・お湯割りで一度に口にするアルコールの量は余程無茶な飲み方をしない限りはそこまで多くならないと思います。

 

何度も書いていますが、アルコール摂取量が多くなれば当然カロリーの摂取量も多くなります。

水やお湯でアルコール度数を下げてあげれば、焼酎1杯で摂取するカロリーも少なくなります。

そう考えると先述した100g当たりのカロリー数というのは、焼酎を飲むときは、割って飲むことが多いので100g当たりのカロリーも少なくなるわけですよね。

 

気をつけたいポイントは、甘いジュースや果汁で割ったりした場合のカロリーや糖質です。

単式蒸留焼酎は原料の風味や味わいがしっかり残っているので、甘いジュースや果汁で割らなくても美味しくいただけるのでオススメです。

 

ちなみに連続式蒸留焼酎は、ピュアでクセのない味わいのものが多く、度数も高めのものが多いのでチューハイなどで良く使われていますね。

そうなるとカロリーも高くなりがち。

 

水やお湯はもちろんカロリーも糖質も含まれませんので、太ることを気にされている方は、是非単式蒸留焼酎の水割りやお湯割りをチョイスしてみて下さい。

そして焼酎そのものの香りや味わいを楽しみたいですね。

カロリー面で考える【オススメしたいおつまみの選び方】

加えて気をつけたいポイントは水割りやお湯割りに合わせるおつまみですね。

 

焼酎は素朴なおつまみがよくあうので

ついつい飲みながらたくさん食べてしまった経験をされた方も多いのではないでしょうか?

焼酎にあうおつまみに関しては以前記事にしているのでこちらを参考にしてみて下さい。

焼酎にあうオススメおつまみを紹介します。今日の晩酌のお供は?

 

さて、鹿児島で身近な料理といえばさつま揚げが思いつきますが、

市販で売られていて普段私がおつまみとして食べているさつま揚げの栄養表示を見てみると、

さつま揚げ

1個(18g)あたり⇒23kcal

と表示されていました。

かなり小さいサイズのさつま揚げなので13個入りです。

 

仮にこれを一袋食べたとしたら、

23×13=299cal

 

白米おにぎりが100gで179kcalなので

そこそこカロリーを摂取することになりますよね。

特に寝る前の晩酌のおつまみの量は注意ポイントです。

 

オススメは単式蒸留焼酎を水かお湯で割ったものを豆腐やきゅうり、たまにさつま揚げや魚など素朴なおつまみでじっくり楽しむ飲み方です。

ちょっとした素朴なおつまみで焼酎を飲むのがカロリー的にも良さそうですね。

焼酎みしま村の紹介

ここで我々、焼酎プロジェクトが製造している「焼酎みしま村」をご紹介します。

芋焼酎らしい味わいと黒島の土や水が引き出す無垢の香りは、飲む量を控えている方にもオススメしたい飲みごたえです。

 

例えば、今晩は焼酎を1杯だけ飲もうかなと思っている時、焼酎みしま村をお湯割りでちびちび飲んでみて下さい。

季節や気分に合わせて水割りロック・ストレートでもいいですね。

私も一日の終わりに一杯だけ焼酎みしま村を飲むことがあります。

黒島の夜は本当に静かで、余計な事を考えずに焼酎を嗜む贅沢をより一層感じます。

「忘れられた島」とまで呼ばれることのある黒島で造られた焼酎を飲んでみたい方は公式オンラインショップから是非お買い求め下さい!

結論【カロリーが気になるなら、焼酎をゆっくり味わって楽しむ】

お湯割りに黒島みかんを入れたもの

焼酎といえば、糖質0・プリン体0などヘルシーな感じがすると思いますが、

カロリーは0じゃないんですね。

アルコール度数の高いお酒ほど同量当たりのカロリーは高くなるのでご注意を。

 

しかし焼酎はお湯割りや水割りにすることで、一杯あたりのカロリーを抑えながらより一層美味しく楽しめるお酒です。

おつまみの食べすぎによるカロリーや糖質の摂取に気を付ければ、健康に気を使った飲み方がしやすいお酒と言えるでしょう。

ここまで焼酎とカロリーにまつわる話を書いてきましたが、参考になりましたでしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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